知念覚氏が当選確実 那覇市長選 自公推薦、「オール沖縄」候補を破る
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現職の城間市長が知念氏を支持した時点で「勝負あり」だった。
NHKの出口調査では知念氏が自民・公明支持層のそれぞれ8割以上を固めており、無党派でも半数近くの支持を集めていた。オール沖縄側の翁長氏は国政野党支持層を固めて無党派でも知念氏をやや上回っていたが、従来オール沖縄の勝ちパターンは無党派で大差をつけて、さらに自民支持層にも一定食い込むというものだったから、これではやはり当選ラインには届かない。
そうした投票行動の決め手となるのが城間市長の動向だった。保守中道を自認する城間氏が知念氏を実質的に後継指名することで、城間市政を評価する無党派層をより取り込みやすくなったうえ、オール沖縄の仲間割れも印象付けられたことで知念氏の自民支持層の取りこぼしが少なくなった。
夏の知事選では自民・佐喜真氏が那覇市で大敗したが、まさに自民支持層を多く取りこぼし、無党派でも玉城知事に大差をつけられていた。その逆の結果である。64000票対54000票。
どちらが勝っても沖縄が割れていること、日本政府と意見が違う人が約半数いることに変わりはありません。
中国の動向から日本の防衛上、沖縄の重要性が高まっているのは事実だし、他県では簡単に代替できないとも思う。しかし、そのことが沖縄県民同士の分断を高めていることへの理解、感謝、お詫びの気持ちを持つべきです。
「防衛上、沖縄に基地があるのは当然、はい終わり」みたいな言い方は感心できない。