台湾TSMC、中国有力スタートアップ向けの先端半導体を生産を停止
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TSMCを使えなくなると先端プロセスが使えないことに加えて、各種IPの利用もできなくなってしまいます。(ARMなどのコア、メモリインターフェース、内部バスなど)
これを全て中国国内でカバーするには非常に時間がかかるので直近の封じ込めにはなりますが、一方で中国国内での内製化を推し進める原動力にもなってしまうはずです。
人と資本が潤沢な中国が集中投資を行って技術的にキャッチアップされてしまうと逆に覇権を握られてしまうことになるため、全面的な封じ込め施策が果たして良いものなのか判断は難しいですね。
またこういった封じ込めによって技術進化が停滞してしまうことも半導体業界にとっては大きな懸念事項かもしれません。中国向けには、IT製品、半導体、半導体製造装置など、兵器に応用できる製品を全て制限することになります。これまで米国は、中国を育てるため、中国GDP の40%にもなる大規模な投資を積極的に行ってきました。日本も北京空港を建設しました。しかし今の中国はその恩を忘れ、軍備を拡大しています。
かつては、先端ではない半導体製造装置を輸出してきましたが、先端の定義が曖昧になってきました。インテルの10nmがTSMCの7nmよりも遅れていません。先端を再定義せずに中国向けを全面的に制限することにしました。過去の例で見ると10年は封じ込めるかな。
新幹線も、太陽光も、宇宙ステーションも、5Gも飛行機もAIもそんぐらい。正直半導体は絶対に造れないところか、他同様に10年後追い抜かれている可能性あります。
その10年で日本はどんな産業を育て、競争力を高めるかが重要で制裁阻止は形になっていれば充分かと。なぜなら米国は同盟国に輸出禁止させた後に米国企業だけ特裁でやらせるのが常套手段だ。