【二宮健】撮りたいのはオリジナルじゃなく「オリジナリティ」
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「映画を見ること」の良さとは何だろう、と改めて考えました。それは、私には「喫茶店での読書」の良さに近い気がします。
きっと、物語と接するときに重要なのは
①普段は逃れられない日常(常識)から離れること
②ちゃんと日常に帰ってくること
の両方で、②は私たちが思っている以上に難しいのではないかと思う。
喫茶店は、本に没頭することが「社会的に許容」されている「パブリックな空間」で、非日常から日常に戻ってきたときに感じるものが、自分のコントロールが及ばない人々の存在ということになる。それが②にとって非常に良いのではないかと。そして、それが「映画館で映画を見ること」と「喫茶店で読書すること」の両方に共通する、他ではなかなか味わえない良いところである、という気がします。
注目のコメント
私は年間500本見るくらい映画好きなので、いつかは自分が好きな映画監督にこの連載に出てもらいたい……!という野望を抱いていました。
今回登場するのは、二宮健監督。
つまり、私の野望は叶ったわけです。
2時間みっちりあれこれお話を聞きましたが、監督と映画の話をするって、映画好きにとって何よりの贅沢ですね。
私のこの感動がみなさんに伝わりますように。
ちなみに、最終回はタイトルがすでに面白いな、と自画自賛しています笑
「ポップカルチャーで腰を押す男」です。
気になった方は、ぜひ記事本文もご覧ください。
映画好きな方も、そうでもない方も、ぜひコメントくださいね。日本で映画館に行く人って、1950年代に比べると10分の1まで減っているんですね。知らなかった。
もちろん、映画そのものはNetflixやAmazonPrimeで手軽に楽しめるようになっているので、映画コンテンツひとつひとつの相対的な価値が下がっているのはわかります。
それでも、見るぞと気合を入れて映画館に向かい、始まると途中で止めることもできなくて、没入するしかない映画館体験は、現代でも特別なものだと感じています。
ノスタルジーかもしれませんが、これからも無くならないと良いなと思います。POP LIFE: The Podcastにて二宮健さんが出演した回。面白かったです。どのようにして映画監督になったか。プロデューサー(お金を集めたりスタッフを集めたりするサポーター的な)の見つけ方。コンテストなどで賞をとってから、作品を作るなどのエコシステム、業界の構造等の話も面白かった。
https://open.spotify.com/episode/79J4KrDr4aB906whPyZtew
記事内で紹介されているノーランもレンタルビデオ店でバイトしてた時に、映画を見まくったそうです。ノーランの映画はリファレンス(参考元の映画がある)の嵐らしい。映画狂が良い映画を作るって聞きます。リファレンスが多いので文脈性が高い。とはいえ、1年に50本もみない私でも、ノーランの映画は面白い。バットマン、インターステラー、TENETをみたことありますが、全て楽しめました。
『真夜中乙女戦争』は、『ファイトクラブ』を元に書かれた小説なのか。見たい!最近、『天気の子』が『ファイトクラブ』を参照している部分があると聞いてから、『ファイトクラブ』見た。面白かった。最後の手をつなぐシーンは確かにリファレンスしてる。構図とセリフ。実際、新海誠さんはかなりの映画好き(映画狂)とのこと。映画の参照は基本。あとはそこに自分のオリジナリティをどう出すか。
インタビューの続き気になる。楽しみ!