【宮城】衰退産業と言わせない。日本の水産業を変えてみせる
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東日本大震災の被災地から、衰退しつつある日本の水産業を変革するチャレンジが続いています。宮城・石巻の若手漁師、水産業者たちが中心となってつくった団体「フィッシャーマン・ジャパン」です。彼らのチャレンジを全4回にわたって紹介します。
第1回目は、フィッシャーマン・ジャパンの代表を務める石巻・十三浜地区のワカメ漁師、阿部勝太さんです。大震災後、水産業など被災地に多い零細業者の早期復興を狙って導入された「グループ化補助金」が、結果的に十分な効果を生み出せなかったことをこの連載の編集で知り、残念に思いました。しかし逆に志ある水産業者同士の連携でこんな素晴らしい取り組みが次々と功を奏していることも知ることができて、とても嬉しく感じます。
実は私は前職で東日本大震災の直後、志願して宮城県に赴任し、被災地の復興を幅広く取材してきました。フィシャーマン・ジャパンの皆さんの、視点をずらしたさまざまな工夫、地域や業種は違えど、零細事業者の皆さんの励みになるのではないでしょうか。
同じく前職の元同僚で今も福島で取材活動を続ける牧内さんに取材・執筆をお願いしました。4話とも力作です。ぜひご覧下さい。
NewsPicks +dは、独立した編集部がオリジナル記事を制作。丁寧な独自の取材で、地域の身近なビジネスのストーリーや、ビジネスパーソンの学びにつながる情報・ノウハウなどをお届けします。いやー、カッコいいです!
連載で取り上げられている方々とお話させていただくこともありますが、ちょっとしたベンチャーよりももっと熱意に溢れ前向きで素敵な方ばかりです。
連載内に従事者の平均年齢が50代後半とありましたが、5年10年後にフィッシャーマン・ジャパンの皆さんような方々が引っ張っていってる水産業を想像するととてもワクワクします!