【提言】才能はなくても「気持ちいい所」までやれば、うまく行く
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ボーッとする時間が実は大切だということに、共感します。脳的には、ぼーっとしている時のほうが、何かに集中している時より20倍も頭を使っているというのを聞いたことがあり、納得です。
常に仕事や勉強などに追われていると、心の余裕もない日々で自分らしさも取り戻すことが大変です。ぼーっとしている時こそ、ふとアイデアが浮かぶもので、ルーティンでぼーっとする時間を作ることは、とても大事。内省の時間にも繋がります。内省やぼーっとする時間は、強力な心のビタミン剤ですね。行動遺伝学者・安藤寿康先生のインタビュー後編をお送りします。
ゲノム研究が進み、知能や学力は「遺伝」と「家庭環境」でほぼ決まってしまう、という事実を紹介した前編。
この後編では、その事実に立った上で、どうすれば幸せな人生を切り開いていけるのかをお伺いしました。
私自身、子どもがぼーっとしているのを見ると、つい「ヒマなら◯◯しなさい」「××はもう終わったの?」と口うるさく言ってしまうのですが、それが脳の「心地よさ」に耳を傾けるのを阻害していたのだ…と反省です。
大人になって「自分が何をやりたいのか分からない」と悩むことがないように、「本人の素質として気持ちいいこと」を探索できる環境を、整えてあげたいと思いました。
(余談ですが、私も25年以上前にピアノを習っていて、芽が出ずに諦めたのですが、コロナ禍で久々に弾いたらハマってしまい、今は大好きな趣味になっています。長い目で見ることも大切ですね)ちょっとどんでん返し的な結論で面白かったです。大切なのは、親は子供の幸せを保証できないけれど、不幸にすることはできるということでしょうか。何も与えないのと同じくらい、「子どものためを思って」いろいろなお稽古事、勉強を能力以上に押し付けることは、実は自己満足であって子供に必要な「ぼーっとする時間」をうばっていることであると。