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イランは、2020年にトランプ政権から徹底した経済制裁を受けている状態なので、これ以上経済制裁で打撃を与えることはできません。
 このEUによる追加の制裁、というのも、指定されたイラン政府内の個人が、EU諸国に入国できなくなったり、もしEU諸国に資産を持っていれば凍結される、というだけです。

イランは、中国やロシア、イラク、レバノン、シリア、オマーン、UAEなどを通して制裁破りの貿易をするルートを確立しており、その密輸ルートはほぼ革命防衛隊の利権になっています。
 この制裁破りの密輸を本気で阻止しようとしているのはイスラエルくらいで、密輸を行っているイランの船舶を発見すると、空爆やミサイルで攻撃するなどしています。
ロシアはウクライナと戦うため、イランはイスラエルと戦うため、お互いを必要としている。そして両国とも背後の米国を意識している。
イランとロシアの軍事分野の緊密な関係は今に始まったことではない。ロシアは利用できるものは何でも利用したいと思っている。プーチン政権の終末が見えてきた。
世界の分断が明確になってきている中で、親米諸国が経済制裁を課しても反米諸国が助け合う…という構図になってきているので、経済制裁自体の効果は低くなってきていますね。

もちろんロシアにしても中国にしても西側諸国からの制裁は痛手ですが、それ以上に資源国を敵に回せば返り討ちの方が痛い…というのが今回のウクライナ問題で明確になってしまいました。

中国が台湾を、イランがイスラエルを侵攻するとなれば、こうした状況を「教訓」にしてしまうのだと思います。
欧州連合(EU)は、イランのロシアへのドローン(無人機)供給を巡り、イラン軍当局者と複数機関に対して新たな制裁を科すことで合意する見通しとのこと。

併せてこちらもどうぞ
【ロシアへの無人機供与否定 イラン大統領「根拠なし」】
https://newspicks.com/news/7697371
イランは上海協力機構への加盟が認められ、現在はBRICSへの加盟を申請中。ロシアだけでなく、イランのお友達も増えつつあるけどね。