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「現在の引き締めサイクルにおける政策金利の最終到達水準(ターミナルレート)は市場のコンセンサスより高い5.25%で、到達時期は来年第1・四半期になると予想」
インフレは一時的と見ていたパウエル議長が「インフレは従来予想より長引いて22年にかけて続く」と見解を修正し、量的緩和の縮小に向け動きだしたのはほんの1年前の今頃でした。それでも供給制約によるインフレは一時的に止まるとの見方は変えず、利上げは時期尚早と退けていたのです。
それから1年、一時的であるはずの供給制約によるインフレがインフレ期待を定着させ、賃金と物価の上昇スパイラルを招いて様相は一変しています。インフレを止めるには金利を上げざるを得ず、金利を上げれば景気の悪化は避けられません。人々のインフレ心理という不安定なものが根にあるだけに、バランスを取るのは難しい。いつがピークになるかを含め、予想がばらけるのは当然だろうと感じます。
FRBのターミナルレートとは利上げの最終到達点となる金利です
ターミナルレートは事後的なものですので、いまは“それ”を関係者が予想している状況です
FRBはインフレ率を十分に抑制できると思えるレートを探していますから、CPIなどの数値を注視しています
現在の円安(ドル高)、米債金利高、株安などはこのターミナルレート予想を巡って起きていると言っても過言ではないでしょう
FRBによる政策金利の最終到達水準が「市場のコンセンサスより高い5.25%で、到達時期は来年第1・四半期になる」との予想。

・米FRB、4.75%以上への利上げも=ミネアポリス連銀総裁
https://newspicks.com/news/769353