「匠の技」の秘密を解き明かし、新しい製造業を作ろう
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記事内容の仕事がコンサルタントって感じなんだよな。実際の深いとこは当事者がやっていくほかないんだなというのが感想です。コンサルタントは枠組みであったりと、言い方悪いがさわりのとこしか援助してくれなさそう。具体的な部分は結局当事者で解決していくしかなくて、その壁が大きいからDXが進まないんだろう。
注目のコメント
なぜ製造業のDXが躓いてしまうのか、原因と解決の糸口について、きづきアーキテクト長島聡さんと横河ソリューションサービス様に伺いました。
特に学びになったのが、操業のオペレーションシステムのための導入は製造業では進んでいて一般化している。IoT化などの導入も進んでいるが、この二つが繋がっていないため混乱を極めているという点。
私も製造業出身(印刷業)のため身に覚えがあります。
工場でインクを練っているおじさんが、機械が算出した適性値を信用しておらず、時間や原料をたくさん使って練りなおしている。ただおじさんが練ったインクの方が出来がよく信頼されていた。そして機械が算出したデータを元にインクの原料が調達されるため、在庫がたりなくなり、おじさんが怒って発注していた。
このおじさん1人と(1人だけいた弟子)のためにAIを?
正しいDXが進み再び製造業が強くなりますように。「勘・コツ・ノウハウ」といった暗黙知を形式知に変えていく、というポイントは重要。でも、そこは人間の認知限界に制約を受ける「見える化」というアナログな発想でなく、直感的には理解できないかも知れないがAIの深層学習に委ねるという頭の切り替えがないと、すぐに壁にぶち当たる、と私には感じられます。
記事にもありますが、書類や手続きを電子化するだけでDX出来た、と勘違いしてしまう方は多い。
そこからさらに付加価値の創出、競争優位性の確立、これらにいかに繋げていくかが重要だと思います。
そのためには「人」が担っている部分を見える化すること、
現場技術者しか分からない「勘・コツ・ノウハウ」を言語化すること、これらが必要なんだな、そしてそれが一番難しいんだな、とも感じています。
製造業に限らず、どんな業種・業界でも抱える課題かと思いますが、特にものづくりの世界においては根深い問題でしょうか。