米競争当局、ビザとマスターをセキュリティー技術で調査中=WSJ
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おおぅ。
Apple Payなどは決済にカード番号そのものではなくトークンを用いている事は聞いたことがあるかと思います。
実はこの機能は、VISAやMasterといったカードブランドの決済ネットワークが提供するサービスを用いて実現されています。カード番号とトークンの対応関係はVISAやMasterが管理しているわけです。
他方でデビットカードについて、一枚のカードが複数の決済ネットワークに対応する国もあります。たとえば私が暮らすフランスでもデビットカードの多くはVISAやMasterといった国際ブランドに加えてCBというフランス国内のネットワークに対応しており、フランス国内で決済すると普通は手数料の安いCBが使われます。これにより店舗は手数料を節約出来るわけです。
今回のFTCの調査は、上記のようなVISAやMasterで集中管理されるトークン化の仕組みが異なるデビットカードの決済ネットワークの利用を妨げていないか調べるもののようです。