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ビッグニュースですね。噂は出てましたが実際にこの規模の出資につながるというのは驚きです。確かに引き起こした話題と世界に対する技術的貢献は非常に大きかったですが、実際のところ商業化の可能性は未知ですし、日進月歩の本分野において、オープンソース化されている知財を主軸に企業価値をどうやって決めたのかは全くの謎。金を持て余したベンチャーキャピタルの見栄っ張りのようにすら見えます。このような技術を社会インフラとして捉え、国家が戦略的に投資するなどの動きを期待してましたが、結局VC出資となるといずれは商業化を求められ、Stability社のビジョンの実現には足枷になる可能性が大きいと考えます。

同社はDreamStudioというStability Diffusionを走らせるWebサービスをかなりの安価で提供していますが、それが本丸のビジネスモデルとは思えません。先日はhardmaruさんもStabilityに移籍したというニュースもあり、今後が楽しみであることには変わりはありません。
ここまで世の中に影響を与えるならこれくらいは出るよね、という印象の調達額。むしろインパクトに対して安いかも、くらいに思ってます。これがどういうビジネスに繋がるのか、みたいな、もう一段先があればもう一桁上がっても全然おかしくないような。
ただまぁ他の方が書いてるように、オープンソースとして技術は公開されているので、この技術を寡占している状態ではない、というのはあり、その背景まで考えると凄い、って感じなのかな。
個人的には、これだけ社会に影響を与えるものを提供できる技術者集団に投資をする、というのは、それだけでだいぶ価値があるので、オープンソースで寡占状態じゃなかろうが投資したくなるものだとは思ってるけど。
今回のシードラウンドはもともとCoatue Managementが評価額5億ドルを提示していたのですが、それに対してLightspeed Venture Partnersがその倍の最大10億ドルで交渉していました(投資家はFOMO:取り残される恐怖心が煽られた)

今回のリードインベスター、Coatue Managementはもともと上場株・プレIPO投資が主戦場ですが、昨今のレイトステージのバリュエーション調整を受けて投資戦略が大幅に変化しています。

The Informationの報道によると、年内にファンド規模5億ドルのアーリー向けファンドを立ち上げる予定。同ファンドはAI特化ということもあり、今回Stability AIには何としても投資したかったと捉えられます。ちなみにAdobeによるFigmaの買収でCoatueは投資額の50倍を回収予定です。
https://www.theinformation.com/articles/coatue-under-pressure-from-late-stage-bets-seeks-500-million-for-early-stage-deals

9月Forbes報道:画像ジェネレーター「Stable Diffusion」が評価額10億ドルで資金調達へ
https://newspicks.com/news/7539003

rinnaが日本語版を開発:日本語版「Stable Diffusion」公開 追加学習でオノマトペも理解 「キラキラ瞳」も反映
https://newspicks.com/news/7543702

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https://newspicks.com/news/7533907
素直に面白いと思います。古い利権のIPホルダーがついて来れるか暫くは試されそうですが、時間が解決しそう。

どうでも良いですが、ユニコーンはもう1000億円ではなく、1500億円ですね。バリュエーションが30%まで落ち込み、1.5倍のハードルですから、実質利益や売上のハードルはピーク時の5倍程度ですね。
授業のパワポになんか絵がほしいな、って時にクラウドのやつ使って見てますが、面白いですよ 最近空いてますし
10億ドルというバリュエーションを高いと考えるか、低いと考えるか。クリエイティブが民主化されると考えれば、個人的には安い気がする。
「国別のモデルも作る」というところも興味深いですね。ゲーム、映画、広告、コミック、など映像や音楽が必要な分野の産業モデルは根本から変わるでしょう(Eコマースが物販の産業モデルを根本から変えたように)。