電動キックボード死亡事故を受け、Luupが飲酒運転防止を強化
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こうした対応を「新興企業叩き」で理解するのはよくないと思います。
東京大学の藤本隆宏先生は「サイバー空間という上空」と「生身の人間が生活し、重さやエネルギーの流れが支配する地上」にわけて論じています。私もそう考えるべきと思います。
https://president.jp/articles/-/23883
「上空」は多少のミスも許されます。命が奪われることはありません。一方、「地上」はそういきません。自動運転がなかなか実現しないのも、100キロで走る鉄の塊を完全に制御することが、きわめて難しいからです。
電動キックボードが、ある意味で「標的」になるのは当然です。自転車や自動車とは歴史の積み重ねが違います。まったく新しい乗り物であり、しかも危険性が指摘されているわけですから、こうした対応は妥当と思います。
地上は危険がいっぱいです。上空と同じ感覚はやめてほしいものです。電動キックボードの危険性はもちろん周知の事実ですが、自動車やバイクでも死亡事故はあるもののそれを止める流れはないのは事実であり、必要悪とも言えます。
ただLuupの場合、新しい乗り物であり、『電動キックボード「飲酒運転禁止」約4割が知らず(https://www.businessinsider.jp/post-257356)』という記事もあり、無知で起こり得るという側面も否定できないようです。啓発活動を行うことに意味がありそうです。
日本の二輪車保有台数は1035万台で、バイク事故では年間632人が死亡しています(それぞれ、2020年/平成29年)。自転車事故は2020年に全国で起きた自転車事故は67,673件、電動アシスト自転車が関係した事故については2,642件。10年前のデータしかありませんでしたが、死亡者数については自転車が600人・電動アシスト自転車は20-30人くらいでした。
一方で、LUUPの利用者数は8万人(2022/3)で1件の死亡事故となりました。この時点ではまだバイクより死亡率は低いと言えなくもありません。そもそも免許が必要な小型特殊車両であり、飲酒運転なら免許取消、酒気帯びでも免停なんですけどね。
交通ルールなんてもんじゃ無い。
ただ、今回はマンション敷地内での事故であり、道路交通法適用外ってのもありますが(そこまでシラフで乗ってきたとは到底思えませんが)
いずれにせよ、大変ですね。
〈追記〉
飲酒運転がダメだとは知らなかったと言う人が多い、なんて記事がありますが。利用者でも。
何度も言う様にLUUPの電動キックボードは小型特殊車両で、普通運転免許により許可されてる車両です。
飲酒運転がダメなのはマナーやルールではなく、道路交通法違反で重罪です。
そこを本人が了承した上でLUUPは貸し出してるわけで、
知らないなんて言われたら仕組みは根底から崩れます。
利用者の知識レベルが低過ぎるのは兎も角として、LUUPが営業停止処分になってもおかしくない。そう言う話。
酒飲んで自動車運転するのがダメだとは知らなかった、と言ってるのと同意なのですから。