2022/10/18

【初激白】NTT社長が明かす、「本気で」働き方を変える理由

NewsPicks編集部 ライター
日本2位の時価総額を誇るNTTが、雇用や働き方の「脱・日本化」を急速に進めている。
約4兆円を投じたNTTドコモの子会社化など、近年グループの大型再編を進めてきた一方で、今度は働き方も含めた人事制度や会社形態の改革に着手した。
今年7月には全国どこからでもリモートで働くことを可能にし、10月からは災害時のリスクに備えて本社機能を京都市と群馬県高崎市に移すなど、「脱・東京一極集中」にも舵を切った。
そして来年4月からは、スキルのある社員が、年齢に関係なく昇格できる「脱・年功序列」の仕組みを取り入れる。
民営化前は日本電信電話公社という「国有企業」で、グループ従業員が30万人を超える「巨艦」NTTが、これまで常識とされてきた「日本式」制度から、なぜ今脱却し始めているのか。
今年6月に就任した島田明社長が、NewsPicksのインタビューで初めて狙いを明かした。
INDEX
  • 変えるベストタイミングが来た
  • 培われた「NTTで働く」スキル
  • 多様性こそが新サービスの原動力
  • 入社年次は「ただの数字」化する
  • 人材が海外ITに流出する
  • 本社機能分散で万が一に備える
  • ユーザーから求められる会社に