「政府と日銀の連携重視」 総裁人事で岸田首相
コメント
注目のコメント
「「政府と日銀との連携を重視しながら考えていかなければならない」と強調」
意味するところはよく分からない。現在も2013年の日銀と政府の物価目標(2%上昇)の政策協定は続いているはずで、それは経済財政諮問会議で検討される事になっている。これまで、長年未達だが最近になって原因はともかく目標には到達しているが、経済財政諮問会議の公表されている資料からは、この協定に基づいて金融政策をどうさせるのか全く見えてこない。要するに、文字通りの単なる目標であり、達成度に応じて日銀に何か働きかけるものではなく、日銀の金融政策は何も制約されていない。それで構わないとは思うが、文章化された政策協定でさえこれでは。連携というのも具体性には欠ける。