そんなお二人は、いよいよ明日から開幕する「丸の内から日本に世界に希望を灯す」がコンセプトの「CHANGE to HOPE2022 FES」の、セッションにご登壇くださいます(10月24日17:45〜@東京會舘)。https://www.change-to-hope.com/#ABOUT こちらも合わせて、是非、お越しくださいませ。
「30代、40代、いや45歳くらいまで、私の人生のエネルギーの源はすべて嫉妬だった」「「自分が本当にやりたいものは何か」「悩むことは当たり前で、「人生は難しい」と受け入れてからが、本当の人生ですね」トップアスリートでもそうなのかと少しホッとするとともに、改めて自分を見つめなおすきっかけになります。嫉妬(envy)を含め7 sins がこれほどよく取り上げられる(「鋼の錬金術師」も)のは、それらが単に悪というだけでなく、人間と切っても切り離せないから思います。
Change to Hope本番では、冒頭、杉山愛さんにお話しをうかがいます。今年は、フェデラーやウィリアムスの引退など、テニス界にとっても大きな変化の年でした。杉山さんも、長年トップテニスプレーヤーを続けてこられましたが、トップであり続けることにどのように向き合ってらしたのかなどをお聞きしてみたいなと思っています。
芸能人などもそうかもしれませんが、あまり一般人が理解できない領域なのでこのような人たちに共感できる人が少ないので孤独になりやすと思われます。
まずは、アスリートなんだから、、、という偏見。肉体動揺に精神も鋼のようなイメージを持たれる誤認識。そもそもパフォーマンスを上げるためのメンタルヘルス、トレーニング。ただ走れ、振れなど精神論ではなくメンタルコントロールはパフォーマンスにも大きく影響する事実への理解。最後に、引退後のセカンドキャリアへの不安を常に抱えていること。過去と現在のギャップを周囲に感じさせることもあるので見え方、見られ方など自己肯定することの難しさもあると思います。
個人的にもこのあたりは勉強して選手たちのココロへの可能な限りの寄り添いをしていきたいと思っています。
ありがとうございます。
明日、愛ちゃんと対談します。
いつも二人で話すと時間があっという間に経ってしまうので。
少なくとも時間配分には気をつけたいと思います。
杉山さんが引退後自分が本当に「やりたいこと」を見つけるのに「10年」かけたお話。でも、焦らず「10年の猶予」を決めたことが、よかったということ。
ウルヴェさんの「45歳くらいまで、私の人生のエネルギーの源はすべて嫉妬だった」という自己開示ーー。お二人の率直な振り返りやアドバイスは、今、将来にぼんやりとした不安を持つ若い方(若くはないですが私もです…)や、自分らしく生きられていないようなモヤモヤを抱えている方に響くと思います。
自分を客観的にメタ認知する力がとてつもないことに、驚きの連続でした。例えば、ウルヴェさんは代表コーチ時代、「怒る指導」しかできなかったのは「本当は選手としてのアイデンティティとメダルを獲得したことで人生の意味を見失ってしまって、人様のことを考える余裕がなかった」と振り返られますが、ここまで自分の内面にシビアに向き合えること自体が凄いな、と。
聞くと、スポーツは毎日、勝った負けた、記録が伸びた伸びないといった現実と向き合い、結果を振り返っている、だからこそスポーツ選手は振り返りの習慣があるのだ、のとこと。
スポーツをやることには、そんな副産物的な効果もあったとは……。
具体的な目標の立て方やストレス対応策についても参考になる方法も教えて頂きました。
そんなお二人は、いよいよ明日から開幕する「丸の内から日本に世界に希望を灯す」がコンセプトの「CHANGE to HOPE2022 FES」の、セッションにご登壇くださいます(10月24日17:45〜@東京會舘)。https://www.change-to-hope.com/#ABOUT
こちらも合わせて、是非、お越しくださいませ。
doing (やること)の前に本来は、自分がどうありたいか(being)をクリアにすることが、とても大事。beingがクリアになると、やるべきこともさらに広がります。ただし、このbeingの発見は、時間がかかるもの。5年ほどかかるのも普通だと、自身の経験からも苦笑いです。
さらに、心を整えるルーティンやコーピングは、とても大事ですね。怒りや悲しみといった感情が生まれる出来事が起きた場合こそ、いかに俯瞰的に自分や起きた事象を見れるかが鍵。とはいえ、生身の人間ですから、どうやって早くリセットできるかのルーティンを持っておくと楽になります。親友に聞いてもらったり、散歩、家族やペットとの時間など人によりルーティンは違うもの。大切なことは、今自分リセットした方がいいなと起きている事象に気づくことです。
自分と向き合うことで、beingを発見できて、より豊かな人生に繋がりますね。
厳しさと真剣さの表れですね。
お二人のコミュニケーションの深さを感じます。
「試合がある日は30個で、試合のない日は23個でした。
たとえば、朝に30分間、呼吸を整えながら、頭でプレーのイメージを描くというものがありました。呼吸を整える中で、頭の中で躍動感のある動きや自分の理想としている動きを合わせ、それを何度も繰り返していきます」
田中ウルヴェさんもホントにステキな方で、杉山さんとの掛け合いも楽しみです!