【新発見】コロナで、科学の進化と研究の短縮化が進んだ理由
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コロナを通じた生命科学領域の進歩の話から、最近の論文傾向や科学リテラシーの話、生命の仕組みから経営に活かせることまで幅広く対談させていただきました。25日のイベントでお会いできることを楽しみにしています!
10月24日〜25日の2日間、NewsPicksが東京・丸の内エリアの複数会場で開催する大型ビジネスフェス〈CHANGE to HOPE 2022〉。25日10時半からのセッションでご登壇いただくモデルナ・ジャパン代表の鈴木蘭美さんとジーンクエスト代表・高橋祥子さんの対談をまとめた記事です。
mRNAワクチンの登場の背景には数十年に及ぶ基礎研究の蓄積がありますが、パンデミックの始まりからわずか1年足らずで実用化に至ったのは驚異的でした。技術的な進展だけでなく、科学と政治・社会との間のコミュニケーションがある程度、うまくいった証でもあると思います。さらに、ワクチン普及の過程で、mRNAという言葉やその意味も一気に社会に浸透していきました。そのことは、今後のmRNA医薬の発展やRNAの基礎研究に少なからず影響を与えるのではないでしょうか。
セッション当日はモデレーターを務めさせていただきます。私自身、今回の事前取材で、お二人のお話を会場で伺うのがますます楽しみになっています。最先端の研究や、科学と社会との関係性に興味のある方、ぜひご来場ください。ライフサイエンスの進化を知れば、環境問題や働き方、企業経営などを好転させるヒントが得られる。
そう言われてもピンとこないという人は多いと思いますが(少なくとも私はそうでした)、本稿で対談してくれたモデルナ・ジャパン代表の鈴木蘭美さんとジーンクエスト代表・高橋祥子さんの取材中は「確かに」と膝を打つ機会が何度もありました。
例えば、人類の進化を遺伝子レベルで見ていくと、他の哺乳類に比べたら「退化」に見える部分があります(記事内では、人は「ビタミンCを体内で合成できない」という特徴が取り上げられています)。
それでも人類が繁栄できたのは、「生物学的」な欠点を持っているけれど、「社会的」に適応できる環境に身を置いていたから。
つまり環境によって弱点を補うことができるし、適応できる環境を選び取ってきたから生存できたとも言えます。
これ、なんかビジネスやキャリア形成の話と似ていませんか?
普段は縁遠いものと思い込んでいる科学が、日々の仕事や生活をアップデートしてくれそうな感覚を持ちました。
そんな感覚を皆さまにも体感していただけるセッションが、10/25の〈CHANGE to HOPE 2022〉で開催されます。ぜひご来場ください。
https://www.change-to-hope.com/