ブリヂストン、使用済みタイヤを新品に再生 30年にも
コメント
注目のコメント
昔、廃タイヤってのは「どうにも処理のしようがなくって」野積みにされて放置されることがままありました。うまく「燃やす」ことですら困難だったんです(硫黄で架橋するから下手に燃やせばSOX出しますし)。
何とかリサイクルを・・・、って技術開発がなされ、高性能なボイラーができたことで(いまでも「ゴミ処理場」なんかではできません)利用への道が開かれ、細かくチップにしたものが熱源として利用されています(なんと、ちゃんと有価で引き取られるのですよ)。
一口に「タイヤ」といっても、部分部分で「使われているゴムの種類が違う」のですが。恐らく過半は「いわゆる天然ゴム」ではないかと思います。なんで、実はタイヤ、って「ほぼバイオマス原料からできている」なんてことになってます。いってみりゃ「燃やしたとこでカーボンニュートラル」と言おうと思えば言えちゃったりするのですよね。
今回は「その先へ」という取り組みなのだと思いますが。うち、「天然ゴム」ってのは、何十年も取り組んでいるのに、いまだ「人が作った素材で置き換えることが困難」なんて代物だったりします(だから、「ゴムの木以外の植物から天然ゴムをとる」なんてプロジェクトを必死になってやるわけなのですよね))。
イソプレン取れりゃ万事解決、なんてことにはならないのです(「やる」っていう限りは、何らのやり方で一定の「勝算」はあるのでしょうが・・)。
あと8年、何が出てくるか、楽しみに見守りましょう。
紙屋さんやセメント屋さんも、「ゴムチップ出てこんようになったらどうするの?」ってのを一生懸命考えなあきませんね(笑)。
(追記)
回収がうんぬん、なんてお話がありますが、おそらく「タイヤ」ってのは、「最も優れた回収システムが確立している(ゴミ捨て場にタイヤが捨てられてる、なんての「まず見ない」でしょ?)」製品だと思います。リサイクル全体として「回収が課題」であるのは事実ですが、成果をあげていくには「もっと丁寧に見てやって」優れたシステムについては、他の分野に横展開を図る、なんてことをやっていく必要があるのではないか、などと考えます。〈追記〉
割と誤解してる方多そうなので
https://www.webcartop.jp/2018/08/268502/
オワリ
プラスチックもそうだけど、
燃やして燃料になるサーマルリサイクルができてるなら、
それでもいいんじゃないかと思う
タイヤを燃料にしないなら、それらを使っていたプラントは化石燃料を燃やすのかな?
再生タイヤの価格は従来のタイヤよりも高くなるなら、
製造時のCO2排出量は必ずしも低くないでしょうしね
燃やさないとは言え、加熱して分解して抽出するなら、燃やすのと比べでそこまでのアドバンテージは無いでしょうし
ただ、原料の天然ゴム、合成ゴムの原材料不足には対応できるかも