DeepLが語る「機械翻訳」の最前線
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DeepLを仕事に愛用しています。主に、外国語環境で育った子どもに教材を作ってあげるときに使います。
DeepLを使い始めて2.5年になるので、ダメ部分をどうやって補うかもわかってきました。
英語の教材を作るとき:
日本語の文章には主語がないのが普通ですが、これが正しい英訳にならない原因となることも多い。だから、常に正しい主語を付け加えてあげます。例えば、”わたし、あなた、彼、私たち、あなたたち、彼ら”などなど。
英語は、主語に応じて動詞が変化するので、正しい主語を付け加えてあげれば、目に見えて翻訳品質が向上します。
スペイン語の教材を作るとき;
スペイン語は、英語の一人称単数(複数)・二人称単数(複数)・三人称単数(複数)で動詞が変化するのに加えて、形容詞などでは性別で変化します。従って、原文の主語だけでなく名詞などにも注意してあげると、希望した翻訳により近づけることができます。
注目のコメント
DeepLは、はっとするような訳文を生成する一方で、訳を飛ばしてしまったり、見当違いな誤訳をすることも多いので、業務で使う場合は運用体制と合わせた仕組み構築が必要ですね。
DeepLに関わらず、現在の自動翻訳は車の自動運転と同じで、どこで間違いを犯すか分からないので結局人間が全て目を通さなければならないことになり、対象の言語が分かる人でないと使いこなせないという矛盾をはらんだ存在でもあります。大学生御用達のDeepL。私の大学では頻繁に英語での授業があるのですが、英語のレポートを書いた後にDeepLを活用してダブルチェックをしています。表現を変えたい単語を選択すると代替候補が沢山出てきて、「こんな表現の仕方もあるのか…!」と、毎回参考にしています。
言葉のニュアンスを汲み取り、絶妙に自然な表現に翻訳してくれるDeepLの精度の高さには驚かされます。
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ドラえもんのひみつ道具に“ほんやくコンニャク”がありますが、まさにそれが実現する世界が遠くないかもしれないと思うとワクワクします。