AI vs 絵師の戦争勃発? たった10円以下で本格イラストをつくれる「NovelAI」は人類の仕事を本当に奪うのか
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AIは作り手の業務負荷を下げる効果があること、イラストレーターの失業懸念は黎明期ならではの課題であること、などは記事でも触れられています。これらはアニメ業界にデジタル作画が導入されていったときも議論されてきたことです。
ツールは正しく使えばメリットもある。AIに使われることのないよう、わたしたちが作り手へのリスペクトを持ち、リテラシーを高めていくことは重要です。
また、今のAIがコンテンツを生み出せるのは、過去に生み出されたコンテンツを学習した結果であり、まだこの世にないコンテンツを作っていく仕事は、AIから着想を受ける機会もありつつ、これからも人間が担う領域だと思います。その意味では、AIが普及するなかでの空洞化(未来の作り手がゼロになること)を防ぐ運用は必要かもしれません。
注目のコメント
広告のクリエイティブでは、その色味や文字の大きさ、フォントやバランス等々で、掲載前に広告効果の効率性を判定するテクノロジーも開発されています。
作る方と結びつくと、これは確実に人よりもアルゴリズムの方が最適化してくれるのは間違いない。ABテストが設計しなくても自動で高速回転していくイメージ。
そういったことを理解し、さらに先のクリエイティブが人類には求められる。イラストレーターの職業が10年後(2013年当時)になくなる可能性は、4%と低く見積もられていたので、画像生成AIの進歩が予想より早いと言えそうですね。
567位 5% 華道家
572位 4% 美術家、画家・彫刻家・イラストレーター
588位 4% 弁護士
(参考) 10年後に消える全職業・仕事を和訳(日本語訳)|オズボーン著「雇用の未来」
https://robo-school.net/future-of-employment-wayaku/この議論に対しては自分は懐疑的です。
チェスも将棋も囲碁も人間よりAIのほうが強くなりました。それでも、話題になるのは人間です。人間にしか作り得ないドラマがあります。また、AIは全く蚊帳の外かというと、プロの手を分析したり解説したりするのに使われます。
別に人間 vs AIなんてことを言わなくても、古くは人間よりも早く走れる乗り物が登場しました。しかし、「人間が走ることに意味はない」とはなりません。人間は陸上競技、乗り物はモータースポーツとして別の道に分岐します。
いまは分岐点だから多くの人が不安に思うだけなのではないかと考えます。
しかし、私もこんなに早く自由に画像をAIが作り出せるようになるとは思っていませんでした。