円安、24年ぶり147円台 米インフレで金利差拡大
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ユーロストレートも急落しているのでこれは素直にドル高相場と言えます。その上で需給と金利に劣る、それでいて流動性のある通貨が売られやすい状況で、要するに円売りが根深くなりやすいです。昨日のミニッツを見ても2パー収束が見えるまではリセッションでもかまわない雰囲気が出ていましたので合わせ技で米金利急騰しているように見えます。
輸入の観点で円相場を見ると、オーストラリアや韓国以外の地域は割と痛手ですね。過去一年半で豪は9%上昇、韓国は1%無いぐらい。東南アジアや東アジアは15%ほど上昇。
アメリカ大陸圏は概ね30%の上昇です。サウジアラビアが32%上昇で、UAEも14%上昇しています。
石油価格が高騰すると、原価価格の安い商品を取り扱う海運業は痛手でしょうか。全体的に物流コストが上がる見込みです。
ただ、これだけ差が開くと対米輸出貿易はかなり有利になると思います。
海外旅行の観点で見ると、ヨーロッパがおすすめです。
ユーロが5%の上昇で、ポンドやその他北欧諸国通貨も5%以下の範囲でしか上昇していません。
トルコは結構前からハイパーインフレなので、過去一年半で円リラ相場は1リラ12円から7円ほどまで低下しています。
あまり不安に駆られて、慣れもしない貨幣投資はしないようにしましょう。ぼったくりや詐欺被害に遭うリスクが上がります。
今朝のドル円相場の記事にも書きましたが、円相場の変化表を当社の記事で記載しております。
確認していただけると、幸いです。
https://jl-d.co.jp/column/%e5%86%86%e5%ae%89%e3%82%88%e3%82%8a%e6%a5%b5%e5%ba%a6%e3%81%ae%e7%b1%b3%e3%83%89%e3%83%ab%e9%ab%98%e3%80%81%e7%82%ba%e6%9b%bf%e7%9b%b8%e5%a0%b4%e3%81%8b%e3%82%89%e8%a6%8b%e3%82%8b%e3%81%93%e3%82%8c/2022/10/04/