プラズマクラスターでオミクロン株減少 シャープと米大学確認
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まずは換気、そして三密を避けるという大原則は変わらない。マスクなしに感染者が大声でしゃべっていたらウイルスは出続けるので、たとえ高性能の空気洗浄機が一台あっても効果は限定的なのでは。感染者が発症前や無症候なら本人も周りもわからない。暖房の季節になると窓を開けた換気が難しくなるので空気清浄機があればいいのかもしれないが。。
注目のコメント
感染価は、ウイルス感染時に細胞が形態変化する性質を利用して、細胞感染性のウイルス量を測定して出されます。プラズマイオンクラスター発生装置により、特殊な実験環境の下では浮遊するオミクロン株が減少したという解釈になると思います。
説明は以下のリンクに詳しく紹介されていますが、要約すると100L程度の閉鎖空間に大量のウイルスを噴霧した後、高濃度のプラズマイオンクラスターを照射した群と送風のみの群に分けたところ、空気中での浮遊ウイルスが送風のみの群に対して99%以上減少したとのことです。
「世界初、プラズマクラスター技術で、空気中に浮遊する新型コロナウイルス(オミクロンBA.1株)の減少効果を実証」(シャープ企業発表)https://corporate.jp.sharp/news/221013-a.html
以上の成績は作られた実験環境内でのものあり、一般的な社会空間での研究ではありません。それによって感染の発生が防げたかどうかについては検討されておらず、感染予防効果を宣伝することはできません。事実をあるがままに伝えている発表の範囲で理解べき内容だと思います。特定の企業が用いる「プラズマクラスター」に焦点があてられるのは、強くビジネスサイドの懸念がありますが、換気の有効性が知られる中、空気清浄機の感染伝播減少への有効性が明らかになっていくことは不思議ではありません。
このような研究は、特定の企業のみならず、企業横断的に行われる必要があるでしょう。より有効な感染対策を明らかにする上で、重要なステップだと考えます。