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ロシア軍がミサイルとドローンによるウクライナ国内のインフラなどへの攻撃を続ける以上、そして何より、核兵器を搭載したミサイルを撃ってくる可能性を考えると、防空システムが非常に需要があります。
 特に、核兵器を搭載したミサイルを撃墜することを考えると、できるだけ遠距離から、ロシア領内上空で撃墜できる性能を持つことが望ましいです。それができる、と示すことが、ロシアに核兵器を発射することをためらわせます。
 そうなると、今ウクライナ軍が使っているソ連製の中古品、S-300では、性能面も不足で、数も足りません。

ドイツが供与したIRIS-T SLは、中距離防空システムとしては性能はいいとして、1台だけでは、カバーできる範囲はわずかです。

問題は、現在の世界では防空システムが引っ張りだこで、在庫が無いことです。
 米国のパトリオットにしても、イランのミサイルに直面するアラブ湾岸諸国がもっと欲しがっています。
 台湾や韓国が、ミサイルを撃ち落とせる防空システムを今以上に欲しがっている、というのは、理解しやすいでしょう。日本政府も、できるだけ早く増やすために予算をとっています。

やはり米国のパトリオットを供与するのが一番現実的ですが、在庫に限りがあります。
 生産していると納品はだいぶん先になります。
プーチンの報復攻撃は、米国や欧州諸国の支援疲れに喝を入れる皮肉な結果になったようです。もし、それを狙ってウクライナがクリミアの橋を爆破したのだとしたら、彼らは途轍もなく優秀だと言わざるを得ない。台湾は、彼らの一挙手一投足を見て、来るべき有事に備えているでしょう。世界は再び戦争の時代に入ったのだという事を、日本人は理解すべきでしょう。
ウクライナとしては東部4州を切り取られたとしてもロシアを相手として全面的敗北をせず停戦に持ち込む意義は大きい。冬になれば流石に互いに陸戦の作戦行動ができずロシアにはミサイルの在庫がない。流石のプーチンも多数の若者の戦死者を出して東部4州を切り取れただけでウクライナや北欧諸国までNATOのラインが近づいてきちゃいましたというのは国内からの求心力が落ちることになりそう。このまま戦線膠着、4州奪還、クリミア奪還などの選択肢からゼレンスキー大統領は何を選ぶのか。
ウクライナ問題で、ここまであまり存在感を出していなかったドイツ。

ヨーロッパの中でも特に燃料のロシア依存度が高いですし、EU内で睨まれているので軍事面では激しい発言は極力避けている印象でした。
ロシアとしても、ナチスのトラウマがあるわけですからドイツが前に出てくることには敏感なはずです。

ですが、フィンランドとスウェーデンがいよいよNATO加入を!という発言をした際には真っ先にドイツが賛意を表明していますし、武器提供も積極的に行ってきていました。

ここへ来てドイツの発言も聞こえてくるようになったので、G7で足並みが揃ったのかな?と思う一方でロシアに変な刺激を与えないといいんだけど…という懸念もあります。
北大西洋条約機構(NATO)の国防相会議が12日、2日間の日程で始まり、ウクライナに新たな防空システムを供与すると発表しています。
ロシアの反発の形が気になる。