ライブコマースが日本で流行らない裏事情、なぜ中国だけで「50兆円市場」に化けたのか
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数字がバグるが小売750兆円、EC250兆円、ライブコマース50兆円、これが中国のEC/ライブコマースの「天井」だと思われる。EC化は30%くらいが突き当たりでインフラ信頼性でライブコマースが代替している中国
日本は小売250兆円、EC20兆円、ライブコマースになると1000億もいかないだろう。
> ECの商品情報は、もはやライブコマースのためのカタログになっており、「ECのショールーム化」がEC販売業者の悩みになっているほどだ。
ここまで大胆な割引をすると、販売するブランド側に利益が出るはずもない。それどころか赤字前提で販売していることも多い。販売側がそこまでする理由は、公式アカウントをフォローしてもらい、顧客になってもらうことが重要だからだ。アカウントをフォローしてもらえば、いくらでも商品情報をプッシュできるようになる。
もはや利益度外視で「捨てEC」でアクセスとデータを取りに行く時代だ日本でも米国でも、中国以外では全く盛り上がらないライブコマース。
中国は既に8割の人がECを利用していて、EC化率も3割に達しています。
日本のEC化率は1割にも達していません。中国のECは既に成熟状態にあり、さらなる成長を求める提供側の過酷な顧客獲得競争が起きています。
その過当競争のの中で、大幅な割引を実施するライブコマースが人気を博しているわけです。
この割引が将来の収益につながるかはわからないですし、そもそも割引を受けるために一定の視聴時間を使わないといけないライブコマースが、ポイント制度の発達した日本のEC環境で受け入れられるかというと少し懐疑的です。中国のECについてとても勉強になる良記事
大前提としてEC比率が頭打ちになるまで浸透してきたとこと、その比率が30%であることは非常に示唆的
ECは便利と言ってもやはりリアルの方がコスト的に選択される場面も多いということ
小売が弱くリープフロッグと言われる中国でも30%なら日本の均衡点はもっと低いのかもしれない
本題のライブコマースについては、本質が期間限定で大きな割引をするフラッシュセールスであるのはなんとなく認識していたが、KOLと言われるインフルエンサーがジャパネットビジネスをやっているのが主と思ってましたが、ブランドによるD2Cで顧客とのつながりを作るために大きな割引で誘引するという形式にフォーカスが当たった内容で、確かにあらゆる商品販売をLTVで考えるようになっていくと、中間流通を排除して顧客獲得コストと割り切って値下げをするのはある意味合理的だと思いました
ただ、数字を見るとEC3つ売れたらそのうち2つはライブコマースらしいので、全てがそういうものではないと思うので、KOL系の普通の仕入れ販売ビジネスも大きいのかもですが