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【座談会】医師たちが語る「メンタル業界」の裏話

NewsPicks編集部
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  • うえまつ産業医事務所 医師

    診療に過剰な効率を求めるとそれによる弊害もまた生まれてくるのだろうと思います。


注目のコメント

  • 堤産業医オフィス 代表産業医・精神科医

    診察時間が長ければ長いほど診察の質が上がることはほぼ間違いありません。
    一方、医療機関の経営上、どうしても診察時間を短くせざる得ないのは事実です。

    しかし、短い診察時間の中でタイムパフォーマンスを最大化するために私たちはいろいろな工夫をしています。

    プロの料理人が限られた時間でおいしい料理を提供するのに似ているかもしれません。
    例えばプロの料理人は、時間をかけずともおいしい料理を作ります。
    手順や作業に熟練しており、効率よく作ることができるからです。
    それに仕込みをしっかりやっておくことで提供までの時間を短縮しています。

    私たちも、聞きたいことはメモにまとめておいてもらう、複雑な説明はパンフレットなどを活用する、話をうまく聞けるように要点を整理しながら話す、フォーマットなどを活用する、次回の話すテーマを決めておく、時間がないときは十分時間がとれる予約を取り直す等、工夫をしています。

    こうすることで短い時間でも長い診察時間に近づけた効果を発揮できるようにしています。

    ただ、どうしても診察時間が短くて不安になる方は、以下のポイントを確認してください

    ・質問に対してしっかりと答えが返ってくる
    ・わからない点がなかったか確認してくれる


  • ノンフィクションライター

    今回の特集取材で「発達障害ビジネス」と併せて驚きだったのが、精神疾患にトレンドがあるという事実でした。

    目に見えない精神疾患だからこそ、「絶対にこれだ!」と断定しにくい。そのため医師たちの頭の中に最初に浮かぶ「トレンド疾患」が増えやすくなると。

    そうしたやや曖昧な話を聞くと、より深く知るために、もっとこの業界を取材したいと思うようになりました。


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    埼玉大学経済経営系大学院 准教授

    精神疾患を治そうとする医師たちからすれば、こう言う言葉が出てくるのだろうと思います。
    一昨日の記事にもコメントしましたし、記事中にもあるように、おそらく当事者本人は、症状を治したいのもありつつ、そこに至るまでの様々な人生の苦労を人に聞いてもらいながら、治療よりも癒し(苦労の意味の獲得、生きづらさの緩和)を求めてくるのではないでしょうか。しかし、それは精神医療では現実的には提供できないようになっていると言うことでしょう。
    記事の最後の方で、騙されないために患者がリテラシーを持て、というのは、かなり無理な話をしています。それができれば苦労しないし、情報の非対称性に加え、当人の判断力が落ちてしまうことも状況によってはあり得るでしょう。でもその言葉が出てくるのはなぜか。
    ここからも見えてくることは、精神疾患を個人の内面で起きている問題の治療として見ざるを得ない精神医療の限界だともいえます。実際は治療を超えて、生きづらさや生きる意味への癒しを求める人々の渇望に、医療だけでは応えられません。このギャップを利用して悪どい金儲け(今回のエセ医療に限らず)が蔓延るのは必定です。
    必要なことは、医師だけではなく、疾患を持つ当事者自身や、当事者同士で、専門家に支援されつつ、自助的な取り組みをしていくことではないかと思います。また、精神疾患を明示的に抱えるよりも前の、日頃から、自分の悩みや苦労を語れる場をどのように備えていくか、と言うことが必要だと思います。これは、医療に加え、福祉の領域との連携になると思います。
    この日々のセルフケアをどう社会として確立するかが問われていますね。可能性を感じる取り組みとしては、当事者研究やオープンダイアローグなどがありますが、誰がどのように進めていくかはまだ課題があるように見えます。もしかしたら、企業の中での取り組みも必要なのかなと思いました。


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