「軍の大半はプーチンを嫌っている」ウクライナ侵攻に参加したロシア兵が覚悟の証言 単独インタビューで語った“ロシア軍の実態”
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プーチンの当初の思惑はハズレて首都キエフへの侵攻は撤退をすることになり、更に占領した4州も徐々に取り返されつつあり、停戦の意思があるといったこともロシア側から言われるようになってきた。どちらも簡単に停戦には応じられないとは思うがどういう状況なら妥協の余地があるのかを考えてみた。
▼ウクライナ側
電力施設などが攻撃されつつも占領された地域を徐々に取り返すなど今の戦況は追い風。ただし西側の支援がどこまで続くか不安要素もある。アメリカもハイテク兵器をバンバンと供与しても生産が追いつかず提供しすぎると他地域の兵器が薄くなるといった情報もある。ただしウクライナとしては戦況が有利な段階で4州をロシアに明け渡して停戦には応じられないだろう。
▼ロシア側
動員をかけたものの士気は低く、ウクライナで当面は大きな成果をあげられそうにない。かといって核兵器を使っても1つの街が破壊されたくらいでウクライナは降伏してくれる可能性は低く、NATOの反撃やロシアの支援国の支援が停滞する恐れなどデメリットも少くない。かといって4州をウクライナに明け渡して『何の成果もなく終われない』そうすれば政権基盤自体が危うい。
で、プーチンが『戦果はあった』と国内向けに言えるぐらいの言い訳が必要になる。僕はロシアが奪った4州の一部を併合して住民はどちらの国に属するのか『住んでいる家に残りロシア人になるか引っ越ししてでもウクライナ人であるか』を選ぶことで『ナチスに虐げられていた地域を開放した』とプロパガンダできる体裁くらいはそれで何とかなるかも・・。公式な停戦はなくても兵器もかなり使ったし立て直しをはかるために実際には小競り合いくらいしかしない時期が3ヶ月以内に始まるかもしれない・・・くらいは思う。
このまま今レベルの戦闘が長引けば戦死者は増え、兵器が枯渇に向かい、批判がショイグ国防相で止まらないようになるかもしれない。