自然に従い「35km自給圏」で事業を生む。北軽井沢流フィールド・ビジネスとは
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大量生産・大量消費の時代から、人口減少のフェーズへ。
首都圏では生き残りへのサバイバルが始まっていますが、ローカルでは共存共栄共創が芽生え始めています。
正にこの国の転換期なのでしょう。
注目のコメント
ちょうど今、当社で企画運営している「環境省ローカルSDGsリーダー研修・migakiba」でキタモックさんにエリア事務局をご担当いただいてます。スウィートグラスの人気やタキビバの時代性に裏打ちされるローカルビジネスのセンスのよさにいつも感服していたのですが、こうやってここに至るまでのストーリーを知ると、自分の理解が全然追いついていなかったことに気づいて恥ずかしい気持ちにすらなります。この時代にビジネスが何をできるのか、その高みを見た気分です。
「35km自給圏」という設定もとてもリアリティを感じます。自分たちの山を持つキタモックさんならではともいえますが、この範囲でものを循環させながら暮らしの豊かさをアップグレードさせることは、クリエイティビティを発揮すれば十分可能だし、ローカルビジネスの可能性を大きく広げるコンセプトだと思います。北軽井沢エリアの今後の展開に大いに注目しています。
環境省migakiba (第3期) の情報はこちらにあります。ご参考まで。
https://migakiba.re-public.jp/2022/recruit/この記事を書いた川内です。
記事にもありますが、スウィートグラスは豊かな森のなかにあります。そこが実は不毛の地で(オープン当初の写真に驚きました)、福嶋さんが偶然発見した「混植」によって木々が根付いたという、自然との共生という意味でも非常に興味深いインタビューでした。
また、福嶋さんの「エリアを限定することで循環のイメージができる」という言葉も、なるほど!と。文化や生活、環境を共有する地域だからこそできる小さな循環の輪が日本中に無数にできることで、新たな共存共栄の道が拓かれる気がしました。多くの人が希望を見出すのに苦労するような地方、そしてその中でも限界集落にも可能性を感じて、自然体で色々と挑戦をしていく福嶋さん。すごい素敵だなーと思いました。
何かしなければと悲壮感漂って行動している人がいてもあまり一緒に何かしようという気持ちは起こりにくいかもですが、こんなに楽しそうに、そして人の心に響くセンスある活動をしている人の周りには一緒に面白いことをしたいという人が集まっていくのだろうなと感じます。
いくらお洒落な家でも限界集落に住もう、と従業員に決意させるというのが一例かと。