[東京 7日 ロイター] - 内閣府が7日公表した景気動向指数速報(2015年=100)は、足元の景気を示す一致指数が前月比1.6ポイント上昇の101.7だった。3カ月連続で上昇し、2019年5月以来の高水準となった。有効求人倍率や鉱工業用生産財出荷指数の改善が押し上げた。

商業販売額(小売りと卸売り)の改善も寄与した。

先行指数は前月比2.0ポイント上昇の100.9となり4カ月ぶりプラスとなった。新設住宅着工床面積や最終需要財在庫率指数が押し上げた。東証株価指数や中小企業売上見通しも指数改善に寄与した。

指数から機械的に判断する基調判断は前月と同じ「改善を示している」とした。

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