[ウィルミントン(米デラウェア州) 6日 ロイター] - 米デラウェア州の裁判所は6日、ツイッターの実業家イーロン・マスク氏に対する訴訟を一時停止することを決めた。同氏にツイッター買収資金を調達する時間を与える。

訴訟は28日午後5時(東部時間)まで停止された。判事は、期限までに取引が完了しなかった場合、11月の裁判を予定していると説明。マスク氏に対する審理は今月17日に始まる予定だった。同氏の6日の宣誓証言は双方の合意により延期されていた。

ツイッターは発表文で「28日までに(当初合意通り総額440億ドルとなる1株当たり)54.20ドルでの取引完了を楽しみにしている」とコメントした。

ツイッターの株価は6日の取引を3.7%安の49.39ドルで終えたが、引け後の時間外取引では1%上昇した。

マスク氏は6日提出の裁判資料で、銀行は資金提供に協力的だが、さらに時間が必要だと説明。審理の延期を求めていた。

急速な利上げが市場のボラティリティーを高め、レバレッジドファイナンスに対する意欲を減退させたため、買収総額の約28%に当たる125億ドルの資金提供にコミットした主要銀行は多額の損失に直面する可能性がある。

シュワブ・センターのトレーディング・デリバティブ担当マネジングディレクター、ランディ・フレデリック氏は「マスク氏が取引を行うため実際に資金を見いだせるかどうか、まだ不確実性が残っている」と述べた。

マスク氏は自身が最高経営責任者(CEO)を務める電気自動車(EV)大手テスラの株式をさらに売却するのではないかとの憶測も出ている。

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