[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは5日、第3・四半期の米国の国内総生産(GDP)成長率予想を1.9%に上方修正した。従来予想は0.9%だった。

オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した全米雇用報告で民間部門雇用者数が「予想以上」に増加したことや、米商務省が発表した8月の貿易赤字が2021年5月以来の低水準となったことが背景。

ただ、同社が4日に発表した別のリポートでは、今後12カ月間に米経済がリセッション(景気後退)に入る確率は35%との予想が示された。