【5分解説】新時代のキャリアビルド「CxOキャリア」を知る
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大企業からスタートアップに転職し、CxOとしてのキャリアを歩むビジネスパーソンが増えつつあります。ロールモデルの増加もあってか、若い世代からも「CxOとして活躍できるようになりたい」という声が聞かれるようになりました。
しかし、実際のところ、どのような責任を持ち、どのような仕事をしているのかは不透明です。
そこで、JobPicksに寄せられた経験談をもとに、主要CxOの仕事の中身について解説してみました。
内閣府が発表した「経済財政運営と改革の基本方針2022」において、「スタートアップ」が重点投資分野に位置付けられたことからも、キャリアの早い段階でCxOを志向する人が増えていくでしょう。
希望ある若い世代が、スタートアップの隆盛を後押ししていく一助になれば幸いです。
注目のコメント
またこのように大手企業からスタートアップでCxOで素晴らしい経験の方は、30代か40代前半で再度大企業のCxOとして戻ると日本の大手企業が勢いづき、日本全体が更に活発化すると思ってます。
人材の流動性としてスタートアップに人が増えるのは良いことではありますが、日本のGDPの多くを占める産業から組織を変えるであろう人材が抜けていく側面をたくさん見てきました。
なので、私個人としては20-30代はスタートアップやベンチャーなどの役員の経験を経て、現在大手企業のCxOをしている記事からするとある種人材の逆の流動性なわけですが、私自身は30-40代で若い大手企業CxOを増やすことの啓蒙や、自分自身も結果を出して体現していきたいと考えてます。こちらに取り上げていただいた竹本です。
だんだんとスタートアップと大企業との行き来がうまれていると感じます。僕個人はそれぞれの仕事を楽しんできたと思いますが、誰にとってもCxOキャリアが幸せなのかは正直分かりません。
人には適材適所が存在すると思います。適材適所は、事業フェーズ、業務内容、企業文化など、人によって違う軸で切られた一面に存在すると思います。ある人はスタートアップ向き、ある人はマーケター向き、またある人はフリーランス向きだったりマイクロマネジメントの奨励される文化で輝くなどなど。
スタートアップのCxOを選び、フィットしなかった優秀な人はたくさんいます。また、スタートアップのCxOとしてはいいけれど、大企業では能力を発揮できないだろうなと思う人もいます。キャリアのひとつとして考え、スタートアップに優秀な人が増えることを僕は期待していますが、そこでうまくいかなかったからといってダメな人でもないので、気楽に挑戦してほしいです。CxOの本質はCEOの機能分化です。設立時はCEOがすべてになっていた機能を、分解してCxOに任せていく。なのでCxOは本来的には機能系執行役員です。ジョブ型が進み始めたこれからの日本で広がっていくでしょう。
それとやや違うのが、カンパニー制や事業部制をとっている企業にとってのカンパニー長や事業本部長を兼ねる形での事業系執行役員です。メンバーシップ型で権限責任の構造があいまいな日本ではこちらの考え方が主流だったのではないでしょうか。
CxOの中でも、ミーミルの山中さんがコメントしている通り、COOはあいまいで、いわばCEOが設定したビジョンを実現するための「理想の実行請負人」。CFOやCTOやCMOが機能特化の中でも、COOは全人格を問われる。上記の2つの考え方を兼ねているといっても良い。
あとCxOと部長は何が違うのか。たとえばCHROと人事部長は何が違うのか。CxOはマーケットでも通用する能力を有してそれを発現することが求められるのに対して、○○部長は部門のメンバーをたばねて成果を発揮することが求められる。両方を兼ねることも多いですが、前者が経営より、後者が現場よりの考え方といえます。ぜひCxOを目指す方が増えていってほしいですね。
