日本唯一の「ベーゴマ」メーカーが、絶滅寸前でも踏ん張り続ける理由
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このメーカーが作らなくなったら、新しいベーゴマが無くなり、中古だけになるんでしょうかね。
平安時代から続く文化が途絶えていくのは、とても残念です。ベーゴマ。50代の私でもやったことがない。
やる人人口を増やさないと残したくても残せないですよね。
どうしたら今の子供や大人にベーゴマブームを起こせるか。
海外まで巻き込んだベーゴマブーム、、、、。
漫画の力を借りるとか。ベーゴマスポ根漫画。あるいはプリキュア的な。仮面ライダー的な。もうやってるのかな?日三鋳造所さん、あと辻井俊一郎さんのご自宅もド近所で、何度も訪れたことがありますし、こないだの日曜日も辻井さんとお話ししました。
日三鋳造所さん、その作業所内に「ベーゴマ資料館」をお持ちでしたが、今年、それをもう閉館し、資料も全て売ろうとしたそうです。
それを聞きつけた川口市に「それは待ってください」「うちで全て保存します」「もうすぐ産業資料館(令和8年度完成予定)を作りますし、うちで引き取らせてください」と頼み込まれ、ベーゴマ資料館は、川口市立文化財センター・郷土資料館に引っ越ししました。(施設内にあった、もう稼働していないキューポラも引き取ってもらったそうです)
川口市としては、鋳物産業、特にベーゴマは世界唯一ですので、なんとか残ってほしいですが、市内には他の鋳物企業や他の産業もあり、それらがどんどん閉業されている中で、唯一のベーゴマ製造企業だからといって全力支援することも公平性・経済の自主性を欠く行為となり、避けざるを得ません。
「ベーゴマ資料館は完全に引き取ってもらい、うちの手を離れた」とおっしゃる辻井俊一郎さんですが、俊一郎さんもまた、子どもが大好きな方で、子ども達のために、ベーゴマ教室やベーゴマのイベントを開催されており、現在もまだコロナ禍の影響はありますが、可能な範囲でイベント事業を再開されています。
ベーゴマの製造は、現在は記念硬貨のように、記念ベーゴマを作られることが主となっているそうですが、ベーゴマは、今昔の子ども達(昔子どもだった大きいお友達も含む)が楽しむものであり、できる限り低価格に、子どもが気軽に遊べるものにしたいと考えておられます。
辻井さんのその考えにリスペクトされ、従業員の皆さんも日々、イベント等を積極的に開催されようと営業され、また講師として参加されています。
皆さんも、記念にベーゴマを作りませんか。(半公人半民間人の立場でご提案します)