欧州委員、エネルギー危機対応で共同借り入れ提案
コメント
注目のコメント
今回の局面では、ドイツの家計や企業に関する経済指標の悪化度合いが、他の欧州主要国に比べて相対的に顕著である点を踏まえると、ドイツが国内のエネルギー確保に向けて財政支出を拡大することには合理性があります。
ただし、その一方で財政余力の違いによって、域内国同士で政策対応の強度に著しい相違が生じたり、エネルギー確保の面でクラウディングアウトのような事態が生じれば、域内経済の落ち込みを深刻化するだけでなく、記事が示唆するような政治的な不安定化にも繋がりかねません。
これまでの金融危機の教訓を踏まえても、EUを軸にエネルギー対策の調整や財源の共有と融通といった対応が有用であるように思います。エネルギー価格の高騰によるインフレの高まりは今後さらに加速すると考えられていて、エネルギー供給不足の問題も懸念されているようです。
EU内での対立は最も避けるべき局面であり、協力体制をしっかり作ることがこの困難な時期を乗り越えるために重要だと感じます。ドイツ、デンマーク、オランダは緊縮的というかレッセフェールの気風が強いんですよね
ただいまのドイツのエネルギー価格の状況でこれを言い続けることが得策かはちょっとわからないですね、ドイツ国民は我慢するんでしょうか