この連載について
中国などの世界最新ビジネストレンドを紹介する週間連載。独創性にこだわりすぎず、競合の長所はすぐ学ぶ。「Think Different(異端であれ)」より「Think Different, Later(やってから考える)」な事例を取り上げる。
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pay or waitと言われる課金システムの発明、と言っていますがこれ自体は模倣されうるので結局は良質のコンテンツが集まるかなのですが、稼げるからコンテンツが集まり、結果としてユーザーが集まりというプラットフォームの強さが形成されているということなんでしょうね
一方で縦型カラーでの制作は制作の手間も増えると言われてますが、AIを活用した色塗りなどのイノベーションも進んでいるんですね
セリフにAIで声がついたりすると、アニメ化のコストも下がったりしたら強そうだと思っていたら、中国でtiktok風のショート動画にするサービスは出てきてるんですね
このあたりは革新の余地は大きそうに感じます
日本のマンガ界はどんどん新しい才能が出てくるし、アニメ化作品のクオリティも上がってビッグヒットもでてるし安泰……とのんきに考えていたのですが、世界的にはマンガよりもマンファという流れなのだとか。
というのも、マンガ配信プラットフォームが世界的に成長するなか、韓国企業がトップを抑えているためです。
ちなみに韓国のプラットフォームにお金を払っている消費者もメインは日本人。クリエイターも消費者も日本が中心なのに、プラットフォームは韓国に負けつつある。
それはなぜなのか? チェルビック・キャピタルのマット・チェンさんと一緒に考えました。ご興味ある方はぜひご一読を。
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タテマンガの人気作を何作か試しに読みましたが、正直まだ開きはあるなぁと言う印象です。とはいえ、作品のクォリティはそのうちついてくるのではと思います。
あとは、タテ読みヨコ読みの文法の変化を日本の読者が受容し切れるのか、かなぁと思います。鬼滅の刃でヨコの文法が低年齢層まで大きく広まったと思うので、当面は安泰だと思います。
でもWebtoon成功作品の事例がここ1年変わってないのが気になってる。
「マンファ」がビックになるのは、ドラマ化か映画化される時です。梨泰院クラス、地獄が呼んでいるなど映像化プラットフォームに乗るのが最終的なゴールというのが、ウェブトゥーンの実情かと思います。面白い話はかけても、キャラクターやネームに関する深みは出にくいメディアというのが個人的な見解です。逆に言うと、時代に即した話とかは非常に向いてると思います(社会問題や世相反映をした作品ほどバズるのがマンファの特徴)
一方で、漫画は、集英社が唯一気を吐いて、世界に打って出ています。ジャンプ+経由でここ2-3年ヒット作を連発させ続けました。今年バズったスパイ×ファミリーや世界的な注目度の高いチェンソーマンなどがその代表例です。どちらも国内に閉じた人気ではありません。それは、キャラクター、ストリーテリング、ネームなどいわゆる漫画としての面白さで勝負してるからだと思います。漫画の面白さをウェブに溶かしこむ、これは集英社が取った手法です。逆にいうと、この漫画の良さをウェブに溶かすというのが、集英社以外出来てないなと。
ちなみに2023年からはジャンプ作品を日本語・英語、同時対応でウェブリリースすることを既に表明しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd3a8466134b40741ed495fbafe4d70738ff2e34
恐らく、これがヒットするか否かが、世界で漫画が残っていけるかのカギなのではと見ています。
個人的に、ジャンプで育った世代です。娘もスパイ×ファミリーや鬼滅に触れているので、漫画は今後も残って行って欲しい文化資産です。頑張れ集英社!負けるな漫画文化!
ただ、こういった記事を見るとマンガを1つのマーケティングツールとして捉えているのがわかりますね。
https://m.jp.ajunews.com/view/20221004120210586
アメリカにアメフトの亜種を持ち込むのと同じ構図な気がする。
一方、日本でウェブトゥーンが浸透するには、今のトップ作者の中から1人で良いのでウェブトゥーンでヒットさせるのが一番考えやすい。
そのストーリーは無くはない気がする。
既に認知されている人気IPで試しに作り、それがヒットすれば他の作者たちも後続する可能性は高い。
韓国コンテンツは日本だけでなく、世界でも非常に流行しています。
日本が負けないように、というわけではないですが、お互いがいい影響を与えられるようにそれぞれが成長していってほしいですね。