GAFA株価下落の裏にサブスク・ECの成長鈍化、アマゾンの一線画す戦略とは
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Amazonには「費用対効果」という概念が、そもそもないのですね。
何か新しいことをやろうとすると、なんぼ売れるんや?、市場規模はどのくらいあるんや?、どのくらいの期間で回収できるんや?、と上司から聞かます。これでは新しいことをやろうと言う人は育ちません。
Amazonは創業時より世界一顧客第一主義を貫いています。
AWSも顧客第一主義を徹底するための新規事業だったわけです。ハイパークラウドサービスの中でも、IaaSではMicrosoft、Googleを圧倒していますが、クラウドサービスの一番下のインフラのような土台に力を入れていることが、AWSの強さの根源のようにも思っています。
Web3.0への素早い対応も、インターネットサービスに依存していないからこそのような気がします。
投資を回収しようとして、既存ビジネスから脱却できずにもたつく最大のコストは、時間です。時間は新規ビジネスをより高速で試し、可能性を確かめダメなら直ぐに撤退して、また行けそうならビジネスモデルを洗練し、後から真似されても顧客満足度を徹底的に高めておくということです。
顧客第一主義を徹底するというのは、既存顧客のCXを高めれば、新規顧客が増えるというものではないですが、常に顧客を創造し続けるということが、イノベーションをもたらし、新規顧客が創造され、もっと言えば市場が創造されるということだと思います。
こぼした米粒を拾う努力をするより、肥料を入れて田を肥やし豊かな実りのために汗をかくべきだということなんでしょうね。あれだけの巨大企業がビジネスモデルを変幻自在に変えていこうとしているのは凄いと思います。
「アマゾンって昔こんな事業やってたよね」「へえー、そうなんだ!」という会話が交わされる日がくるかもしれないですね。
「投下した資本の回収よりも、より持続的な成長期待の高い分野での取り組みを優先」できることが肝だと感じます。Amazonは投下した資本の回収よりも、より持続的な成長期待の高い分野での取り組みを優先し、その結果として新しい取り組みに遅れずに時代を創れる。
そのような魅力的な空間にはヒト・モノ・カネが集まる。
AWS事業もその一つだなと感じました。
変革するには何か安定した基盤事業がないと難しいと感じていましたが、それがないと変われないようでは置いて行かれてしまう時代なのでしょうか?