リスキリング支援「5年で1兆円」 岸田首相が所信表明
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リスキリングはやるべきことだと思います。国という目線で考えた時、産業構造が変わっていく中で、労働力の配分を適正化しなければなりません。例えば機械に仕事が奪われて消え去ったのならば、新たに配置された機械のメンテナンスを行うという新しい仕事を生み出すことで、みんなの仕事を生み出す世界観です。
しかし仕事がどこかで消えてどこかで生まれたからと言って、人がきれいに移動してくれるかというと、スキルなくして移動はできません。そこで“リスキリング”が必要になります。
ではリスキリングを促すためにはどうしたら良いのでしょうか。
新たなスキルを学ぶことに補助金を出したところで人は学ぶでしょうか。大企業では、英語を学ぶためのお金を会社が支援しているケースもありますが、そこまでスキルが付いている人っていないと思うんです。支援金が少ないからなのかというと、支援金を増やしたところで正直あまり変わらないでしょう。自分のお金じゃなければ余計適当になりそうなくらいです。
学びというのは追い込まれるからできるんだと僕は思います。人は夏休みが終わるから宿題をするのです。夏休み1日目から宿題に取りかかれる人は社内研修支援制度でスキルを身につけられるごく一部の限られた人です。
そのため、本当にリスキリングを促したいのならば、学びたい人を支援する太陽政策だけでなく、宿題をしなければ廊下に立たせられたり友達にバカにされたり夜ご飯を食べさせてもらえないみたいな学ばないといけない状況をつくる北風政策をすればいいんだと思います。まぁそれができないのが今の日本政治の限界だとは思います。「学び直し」というリスキリングは、過去学んできたことを再度学び直すという復習の意味あいが強いように感じますが、スキルアップの意味でのリスキリング(新たな分野を学ぶ/拡げていく)の文脈のように読み取れました。
どちらも大事ですが、まずは何故やるのか?どうして今なのか?本当に自身のやりたいことは何で、何を伸ばしたいのか?等、自身を振り返り動機づけさせることから始めるのが良いと思われます。
その時、マネジメント側はメンバーに対して、どう関わると良いか
マネジメントの力も問われますね。。。