今さら聞けない「代替肉」と「培養肉」注目のワケ
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個人的にもヤフーSDGsというメディアとしても、「未来の食」についてとっても興味があるので、わかりやすくまとめていただいているこの記事は未来の食について学ぶきっかけになる素敵な記事だと思います。
ぼけーっとしていると本当に食べ物に困るよ、というお話でもあります。
動物食べるのがいいか植物ならいいのか、という話ではなく、もはや肉は養殖なので、餌が必要で、その餌は何かというと植物なわけで、しかも人が作ってる植物なのです。全部つながっていて、人が関わってるということは少なからず環境に負荷をかけていて、どの食べ物がどれくらい環境負荷をかけているかを意識していく必要があります。
「フェイクミートは精肉コーナーに肉と一緒に陳列されています。驚くことに同社の製品を購入する消費者の70%が肉食者だそうです。」とか「2013年当初は200gの製造に3000万円前後かかっていた培養費用が、5年間で100g当り数万円となるまで技術開発が進んでいます。」というように、海外の事例などを数字でわかりやすく説明してくださっているのもとってもありがたいです。勉強になります。
代替ミートなどのイメージで、なんか人が操作するの嫌だな、みたいなのがあるかもしれませんが、これからはそんなこと言ってられません。
そもそもみなさんが食べてる野菜も米も肉も、養殖です。人が操作してるのです。天然じゃないとダメだ、みたいなことをおっしゃる方は、牛・豚・鳥・米・野菜、全部ちゃんと天然を食べて、感想とデータを教えてもらえたらうれしいです。
選択肢をどう残せるか。そういうことを前向きに議論できたらいいな、と思っています。
そういう記事もつくっていますので、ご興味があればこちらも読んでみてください。
・培養肉、昆虫食、3Dフードプリンター......50年後の食卓はどうなる?「おいしい」が選べる食の未来について考えよう
https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/117.html
記事の中で魚についても書いていただいていますが、ひとつだけ突っ込ませていただくと、サーモンは日本の漁業・水産業界も養殖に力を入れ始めていて、きちんと国産を食べてくれればしばらくは大丈夫そうです。
なんにしても食は生きている限り避けられないテーマなので、楽しく美味しく議論したいですねー
注目のコメント
食料安全保障に関する記事を寄稿させて頂きました。
旨い・安いはもう過去の話、フード・セキュリティ後進国である日本、 世界の食料争奪戦で日本の買い負けが顕著になってきています。
ようやく食料安保強化に向けて基本法改正も進められることになり、日本でもフード・セキュリティに関しての課題が高まっています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2934M0Z20C22A9000000/将来の食料問題に対して,非常に理解しやすい形で紹介されている記事で勉強になりました.
特に冒頭に述べたコーヒーの受給に関する話について,世間的にも注目が集まりやすい食肉文化ではなく,あくまでも人口増加と気候変動の観点から紹介されていたことで,感情論を抜きにして読むことができました.
海外に在住の友人によると欧米では一般的なスーパーでも精肉コーナーは分かれていたり,食肉問題に関する関心度や浸透度は日本とは全く違うと感じています.
一方で,日本では依然として食肉問題への関心は薄く(私自身も実感としてはかなり弱い),健康目的とした大豆などの代替肉は馴染み深いものの,培養肉や昆虫食の話をすると変人のように扱われるような雰囲気があるかと思います.
これは,単に欧米のトレンドが遅れて今後やってくるだけなのか,文化的に受け入れ難い何かがあるのか,気になるところです.
個人的には,ガラパゴス的な文化であるが故に世界の空気感は伝わりにくく,気候変動や人口増など個人の生活で感じにくいような目的意識よりも,(途中で触れたように)健康問題のような個人の生活に直結するような目的意識が浸透しやすい国民性が一つ大きな理由かと思います.