ワークマンの常識を覆す「ファンマーケティング」がスゴすぎる
- きっかけは、JKと福山雅治
- 真のファンは「買うな」と言う
- 宣伝効果はテレビ広告の数十倍
- 「らしさ」はファンが決める
- 1000人の声より1人のファン
- イノベーションとは組織改革
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レゴの特集に入っている点は微妙な感じがしますが、「アンバサダーが開発した4900円の商品の方が、ワークマンらしいのかもしれません(笑)でも、よく考えたら、アンバサダーが旅やキャンプに行ってきた回数からして、製品に対する知識は我々よりも20倍くらい深い。」という点はうならされました。以前ケース執筆のためにインタビューさせていただいた土屋専務によるとこのアンバサダーのアイデアも兄弟会社のカインズがやったのを「ワークマンが徹底してやり、今はカインズが学びに来ている」のだそう。2022 年3 月期計画では「声のする方に、進化する」ことを明確に謳っています。
ちなみに星野リゾートの星野社長は全ての顧客の声ではなく「リピート顧客の声」が重要だと指摘されています。
”ワークマンがすごい!”
今回の記事は、LEGOが実践したユーザーイノベーションの最新事例として、ワークマンの「アンバサダーマーケティング」を土屋専務に取材しました。
従来のマーケティングプロセスを覆し、超合理的なマーケティングを行うワークマンは、LEGOと同様に模範となり得る企業なのではないでしょうか。
土屋専務は自身の著書で「最高のマーケティングは自然に売れる」と述べていますが、この「アンバサダーマーケティング」はまさしくその通り。
アンバサダーとは無償の関係で、CMやPRに会社がお金をかけなくても、信頼性の高いアンバサダーがSNS発信で本質的な購買訴求をしてくれます。(しかもYoutuberの動画の質は高い・・・→https://www.youtube.com/watch?v=3w8ApI5bDNI)
これはNewsPicksもそうですが、コミュニティを運営する事業にとって大変為になる事例と言えると思います。
また、このユーザーイノベーションの鍵は、実は組織文化にあったことが取材で明らかになりました。組織文化というのは競合優位の源泉で、一朝一夕に真似できるものではありません。
ワークマンは「凡人の凡人による経営」「頑張らない経営」を謳っていますが、背後には緻密に練られた戦略があったのです。
このワークマンの高度に仕組み化された戦略の1つである、「アンバサダーマーケティング」の全貌、ぜひお読み頂けますと嬉しいです。
「相手と同じ目線になることが重要なのだ」
と、10年以上前の上司は断言していました。
時は10年以上前。職場は群馬支局。主なミッション(仕事)は中小企業取材。そうした環境で、上司(支局長)は作業服を着ることで、ものづくり中小企業の社長との距離を縮めていました。
その作業服こそが、ザ☆ワークマン。そもそも動きやすいので、スーツよりも生産性が上がると、喜んでもいました。
さて、今回は日本にも学ぶべき企業がある。それがワークマンです。
「学びの湯」でもある今回の記事。そのポイントは「テクノロジーよりもファンの存在」
そのためには
・時に批判してくれる人こそファン
・従来の広告や市場調査を覆すファンの発信と意見
・最後に、組織改革なくしてファンイノベーションなし
とあらゆる面で発想転換が必要。
進撃のワークマン経営者が隠すことなく語りつくした新しいイノベーションのカタチ、ぜひ参考にしてください。
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