武村正義さん死去 元新党さきがけ代表、非自民連立政権で官房長官

コメント

注目のコメント

• 松田 崇裕

  TBSテレビ 報道局 総合編集センター長 兼 報道コンテンツ戦略室長

  ・2022年10月02日

  滋賀出身の私にとっては、知事の武村さんでした。琵琶湖の汚染防止のため、当時の合成洗剤から粉石鹸へ切り替えるため、日本初の条例を制定しました。インターハイや国体というスポーツイベントも初めて滋賀にもたらしました。国会議員としては、自民党から新党さきがけを立ち上げ、細川護熙氏とならび新党ブームを牽引。８党連立の細川内閣の官房長官となりましたが、小沢一郎氏との対立、細川氏と袂を分かってからは政治家として力を失っていったように思います。風貌からムーミンパパと呼ばれましたが、権力の源泉を嗅ぎ分ける力のある政治家だったと思います。ゆっくりおやすみ下さい。
• 前田 直人

  朝日新聞社 デジタル事業担当補佐

  ・2022年10月02日

  ちょうど政変が起きた1990年代始め頃に新聞記者になりました。政治改革論議が白熱して自民党が分裂し、細川連立政権ができるまでの過程はまさに、激動。「激動の時代」という言葉を聞かない日がないぐらい、政治のダイナミズムを感じる時間でした。改革マインドが減退し、沈滞して漂流する日本政治をこれからどうしたらいいのか。あらためて深く考えさせられます。合掌。
• 小西 健太郎

  NewsPicks 副編集長／映像ディレクター・プロデューサー

  ・2022年10月01日

  バルカン政治家、という言葉をこの方で始めて知り、戦後政治の歴史にも関心を持つきっかけになりました。武村さんが活躍した冷戦後の政党政治の曲折からスタートしていまの世の中があるわけで、政治と経済と社会は常に絡まって揺れてできている、という当たり前のことを訃報に接して思い出しました。ご冥福をお祈りします。