新着Pick

安保理、併合非難の決議案否決 ロシアが拒否権行使

共同通信
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は9月30日、ロシアによるウクライナ東南部併合の試みを非難して...
49Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
物事には段階があるので、まず非難決議からです。非難決議をしてもロシアが態度を変更しなければ、経済制裁などの選択肢が出てきます。
 しかし、その非難決議すら通すことができません。

国連憲章27条3項には、(紛争の平和的解決に関する議決については)「紛争当事国は、投票を棄権しなければならない」とあります。
https://www.unic.or.jp/info/un/charter/text_japanese/
 ただし、原文だとここは、"a party to a dispute shall abstain from voting."です。
 実際にどうやってロシアに棄権を強制するのか、あるいはロシアの投票や拒否権を、この決議について無効化するのか、については、規定がありません。当事国(ロシア)の善意にかかっています。

この27条3項の、紛争当事国は棄権しなければならない、という規定は、この戦争が始まって以来、ロシアには無視され続けています。
 ロシア以外でも、紛争当事国であるにもかかわらず拒否権を行使した例は、過去にもあり、ほとんど死文化しています。
安保理ではまず決議案は通らないので、国連総会に持ち込む方が得策。世界の賛成・棄権・反対がどのようになるか、リトマス試験紙となる。
国連安全保障理事会の、ロシアによるウクライナ東南部併合の試みを非難して各国に領土変更を認めないよう呼びかける決議案ですが、常任理事国のロシアが拒否権を行使して否決されています。
中国は棄権
ロシアを常任理事国から引きずり下ろしたらノーベル平和賞をもらえるだろう