なぜ、マツダは「安売り」から「プレミアム路線」へ戦略転換した? 納得すぎる理由とは
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まさに時空を超えた感あり。
マツダに80年代から90年代初めまで勤め、何か一社負け犬になりそうな予感がして辞めました。同社はその直後にル・マン24時間で優勝したものの、間もなくしてフォードに完全に組み込まれました。
在職当時、すでにフォードの資本参加があった時期だったので、社内の士農工商の士は銀行、農は開発部門、工はまさに工場、商はまさに営業部門でした。自動車ビジネスのセオリーのとおりに、ビジネスが出来ない会社でした。言い過ぎの感はありますが、しかし核心を突いているはずです。70年代の経営危機以降、当たり前に自動車ビジネスが出来なくなった自社を取り巻く環境で、多くの優秀な人が悔しい思いをしていました。
フォードの傘下に完全に入ったのは、欧米流の合理的な経営手法を学ぶいい機会だったようです。マスコミに取り上げられたことはなかったようですが、元同僚も、経営学者も指摘しています。
そして、フォードから見放され、独り立ちを強いられた。そこでは運よく、銀行は弱い存在になっていました。
こうして、普通の自動車会社になれました。
80年代から今で言うプレミアム・カーを作ろうとしていました。
当たり前にやりたいことをやれるようになったのが、今のマツダであり、マツダ車なのだと思います。
注目のコメント
マツダはトラックをやめ、ミニバンをやめ、軽自動車も他社からの供給のみです。スカイアクティブテクノロジーに大きく舵を切ってから、個人ユーザーにターゲットを絞りました。アメリカでもディーラー再編に取り組みました。黒基調のショールーム改革も着々と進めています。
マツダと商談したことのある方はご存知だと思いますが、見積もり書には「値引き欄」がありません。残価設定ローンでも高い残価を保証しています。
年間200万台満たない規模では、この先ずっと今の状態で生き残れるとはマツダも思っていないでしょうが、ブランドとしてのマツダは確実に存在価値を高めていると思います。
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2022/202204/220427a.htmlプレミアムになりたいというのは、MAZDAの妄想的な想いであって、実態は少し異なる。昔のデミオは安かろう悪かろう、CX60は少しやりすぎか。肩肘はらずに、自然体でクルマを作って売れば、MAZDAらしさが生まれる。プレミアムではなく、「らしさ」という個性ではないか。それに気づく人が今のMAZDAにいるのだろうか?
3車続けてマツダ車オーナーです。
プレミアム路線は良いと思います。マツダの良さは確実にあります。
が、、、だとしたらもっと細部の部品にこだわれよというのがオーナーの本音。
自宅前の駐車場に置いておくだけで、熱でダッシュボードが変形するような材質使っておいて経年劣化です不具合ではありませんという強弁は本当に勘弁して欲しい。
内燃機関にリソース割きすぎてその他に回ってないのが本音では?