マイクロン、投資30%削減へ 半導体需要減で見通し厳しく
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半導体(特にメモリ)は生産能力の増強が大規模、かつ莫大な設備償却費を考えると稼働率も落とせないため、どうしても供給過剰な局面が発生してしまいますね。
昨今の需給問題でもメモリは大きな問題になっておらず、一律に半導体市場がシュリンクすることはないと思いますが、PC・スマホ需要減の影響は今後出てくるのかもしれません。全ての対面市場で逆風に。6-8月の売上高は3-5月比23%減収だったが、9-11月はさらに加速して下がるとのガイダンス。しかも一株あたり当期純利益がマイナスになるかもしれないとのこと。
フェデックス、アップルときて、今日はナイキ、そしてマイクロンと続くネガティブショック。
10月と言えばブラックマンデーだが。。。いまの状況はいつかのソレと似ていないだろうか。
「大量生産・大量消費」の高度経済成長期である。
現代はエコやサスティナビリティといったマインドが醸成されているので、大量生産(消費)とはもちろん真逆に歩んでる。むしろ古き良き日本の「モノを大切に」が宿っているとも捉えられる。
しかし、技術の進歩に合わせて特定のモノの需要が増えると、併行して生産も増やそうとする。経済成長や企業利益のためには当然の選択だが、それは同時にサスティナビリティマインドがかすれつつあるのではないだろうか。
今回の記事は、
「それに気づいた企業が自らを律し、目先の利益よりも持続性を重視した英断」
を語っているのではないだろうか。
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