■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 144.66/68 0.9655/59 139.67/71

NY午後5時 144.16/17 0.9734/37 140.32/36

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の144円後半。前日海外市場で急上昇した英ポンドが早くも反落し、ドルが全般に底堅い展開となった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 26422.05 +248.07 26280.50 26221.78

─26458.67

TOPIX 1868.80 +13.65 1856.08 1853.17

─1872.44

東証出来高(万株) 140361 東証売買代金(億円) 32455.09

東京株式市場で日経平均は実質的に急反発した。前日比248円07銭高の2万6422円05銭で大引けたが、この日は上半期末の権利落ち日で市場試算値の配当落ち分である224円を考慮すると472円高と、配当落ちを即日で埋め切った。米国株式市場の反発を好感した格好だが、その背景には英国中銀が国債購入に踏み切ったことがあり、日本株の関係者からも、これが大きくプラスに作用したと指摘する声が多い。

プライム市場の騰落数は、値上がり1237銘柄(67%)に対し、値下がりが536銘柄(29%)、変わらずが42銘柄(2%)だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.066

ユーロ円金先(22年12月限) 99.965 (-0.005)

安値─高値 99.965─99.965

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.066%になった。前営業日(マイナス0.068%)から若干上昇した。「明日が月末に当たるため一部地銀などによる調達が少し増えた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。

<円債市場> 

国債先物・22年12月限 148.10 (+0.12)

安値─高値 148.07─148.48

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.250% (+0.005)

安値─高値 0.245─0.245%

国債先物中心限月12月限は前営業日比12銭高の148円10銭と続伸して取引を終えた。イングランド銀行(英中銀)による国債買い入れ発表を受けた海外の金利低下の流れに追随した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.250%。このところ軟調だった超長期債は一転して利回りが大幅低下した。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.21─0.11

3年物 0.27─0.17

4年物 0.32─0.22

5年物 0.37─0.27

7年物 0.49─0.39

10年物 0.64─0.54