日本も同じ"暴落の悪夢"を見ることになる世界中の投資家から見放されたイギリスの末路
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注目のコメント
英国のトリプル安が非常に注目を浴びています。教訓として、少なくとも今の金融市場は、財政による過大なインフレ対策を評価しないと言う点があります。その評価は、需給ギャップのあり方に左右されないはずです。
英国では債券安、通貨安です。日本では債券高な分、通貨安に皺がよる可能性があります。円安が投機的性格を持つ以上、市場に安易な円安材料を与えるべきではないでしょう。日本の財政政策は積極財政派(安倍さん高市さん玉木さん竹中さん高橋洋一先生)と緊縮財政派(宏池会、麻生派)に分かれています。
積極財政派はデフレ脱却のために、将来への投資や需要の喚起が必要とおっしゃっていて、アベノミクスによりあと一歩のところまで来ている状況
それでもNP動画で積極財政派の竹中さんは、無制限に国債発行は不味い、いつ問題になるかは誰もわからないだからこそ早くインフレ起こさないといけない。とおっしゃっていました。
加えてかなり危ない綱渡り状態ともおっしゃっていました。
私の目には、
積極財政派→うまくいくかどうかわからないけど緊縮財政しててもジリ貧なので博打を打たないといけない
→博打した後に規制緩和に失敗して問題が発生したら大幅増税、資産課税で対応しよう、というのがセットになっているように感じます。
対して
緊縮財政派→ジリ貧になるのは仕方ないが日本円の価値や国債の価値を維持することが優先、自分たちの目の黒いうちはCDS上昇は見たくない、というのが本音なのではないでしょうか。
そして悪き規制は崩したくない、もしくは崩せないから諦めると考えているように感じます。
これまで高橋洋一先生や玉木さんのyoutubeチャンネルを追ってますが、私のモヤモヤを解決してくれるような解説はありません
高橋洋一先生の解説聞く限り、確か政府と日銀を統合したB/S上、直近は大丈夫そうだとなんとなく理解してますが、
どっちに転んでも無駄遣いや規制緩和ができなければ、いずれ円の価値か国債の価値が下落し、家計の金融資産2000兆円に税金という形で強奪して解消するというシナリオが私の中では濃厚と考えています。
直近の岸田さんの米国や英国での演説では、規制緩和やnisa拡充を想起させる演説内容となっており少し期待が持てそうな状況になってきたと感じます。緊縮財政派の宏池会、麻生派の財務省出身者で固める内閣によって、もしかしたら財務省をうまくハンドリングしながら、海外での演説内容を具体化出来るかもしれない、と淡い希望を持っています。
岸田さんの政策がうまくいって支持率回復したら憲法改正する、というのがベストシナリオで、それに待ったをかける最大の敵はタチの悪いマスメディアだと感じてます