「国葬」終わる 政府 費用精査し公表へ 対応の検証も課題
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そもそも、最初に示された2.5億円は、国葬にかかる経費のうち2022年度予備費から支出する金額であって、はなからその全額を示すものではなかった。それが、16.6億円に「増えた」というが、それは既定予算から捻出する支出を合わせた額を後から示したためである。2.5億円から16.6億円に「増えた」という印象を与える説明になってしまっているのは否めないが、「増えた」わけではない。後から説明を付け加えただけである。
予備費の支出は、追加で閣議決定しなければならないが、既定予算の支出はすでに国会で承認されたものだから何の追加の説明や決定なしに支出できる。だから、既定予算から14.1億円出し、予備費から2.5億円追加で出すことにしたので、合わせて16.6億円というのが、予算執行上の観点からの説明である。
国費から16.6億円出して催す故安倍晋三国葬儀は、なぜ「国葬」にこだわるのか
https://newspicks.com/news/7614585岸田政権は「聞く力」のある真っ当な政権を標榜して支持を集めてきました。それによって、安倍政権の支持層を包摂しながら、リベラル層にもリーチできたわけです。「逃げるが勝ち」という安倍政権の悪習を真似をしたら、どちらの支持も失います。国葬の問題の透明化と、今後のビジョンの提示こそが政権浮揚にとって必須の課題だと思います。逆に言えば、それができれば、本格政権になれると思います。
国葬が終わったので、若者内での雰囲気と個人的な感想を著します。
まず、若者における国葬に対する賛否としては中立の立場が多い印象です。
大半の若者が、特に何の感情も持っていなくいつも通りの日常を過ごしている様子でした。
特徴的だった出来事は、2つ見受けられました。
1つは、菅総理の弔辞に対する感想です。
Twitter・Instagram等SNSで「感動した」という感想を挙げている人が見受けられました。
2つ目は、20代30代の経営者による「安倍総理へのデジタル献花プロジェクト」の立ち上げです。
メッセージ付きでインターネット上で安倍総理への献花ができるという取り組みが行われていました。
(リンク : https://offering-flower.com/)
政治に関心の強い若者が、こちらのサイトをInstagramのストーリーで共有している様子がありました。
個人的な感想としては、野党の国葬反対・ボイコット行動への嫌悪感が強かったです。
というのも、選挙戦中は「民主主義への挑戦」と安倍総理の死を引用していた一方で、今では政治イシューの一つとして取り上げています。
同業の政治家として、自分が殺される立場であったかもしれないにも関わらずこの野党党首の態度には賛同しかねます。
もちろん、支持層のことや党内の結束を第一とするのが党首の仕事です。
ただ、このような方法で結束を取らないとリーダーシップを発揮できないようでは、おそらく与党の座は奪うことはできないでしょう。
ただ、総理経験者として国葬に出席した野田佳彦元首相の判断は素晴らしいと感じました。