無印良品、化粧水、乳液などの詰替用を9月28日より発売 ボトルと比べてプラスチック量を約1/4に削減
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注目のコメント
化粧品のサステナブル容器が色々開発されていますが、通常の容器より1.5倍から2倍ほど高くていつも悩ましいです。そう考えたら詰替用を作って提供するのがお客様たちにも良いのではないかと思うのです。実際にうちのブランドもお客様からの問い合わせで詰替用がほしいというお声も増えており、ゴミに対する認識もますます変わってきているのを実感します。
容器包装の世界で「驚くような」炭酸ガス削減の実績をあげた企業に花王さんがあります。中でも、「ボトルを詰め替えのスタンディングパウチ(よくある詰め替え用で使われてるやつ)に替える」というのは、「内容量あたりのプラスチック使用量が大幅に減る」という意味で、大きく貢献したはずだと思います(そのためでしょう、詰替えをやってもらえない欧米向けには、わざわざパウチなのにそのまま使える新容器まで開発しています)。
これは、開発ポリシーとして、「軽く、薄く、小さく」というのが、基本ながらやはり王道であることを示している良い例ではないかと思うのです。
昨今、「これは宣伝か?」と思わざるを得ない、「ポジティブな効果があるんだかないんだか」というものも散見されます。今回の無印さんのは「すでに実績もあり、確実に効果が見込め、かつ目立つ」もので、ぜひ広めていただきたい、と思うことに加え。
ポリ袋はじめ、包装に関わっているところ、少しでも軽量化を進めるべく「地道な努力を続けて」きています。目立たないので「誰も気づかない(ポリ袋の厚みもどんどん薄くなってるんですよ)」のが悲しいところなんですが(笑)。少しでもより広く知っていただけるとよいなと思っています。無印良品の環境配慮への取り組みは確かに凄いとは思う。ただ、気になるのはユーザーの使い勝手を犠牲にし過ぎている点。最近アップデートしている定番商品の評価に当たり外れが激しい点はこの部分のバランスが崩れているからだと思うんだよね。