同僚の給料が分かったら? チームより自分優先に
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日本の場合は、給与制度で給与が決まることが多い。
よって、社内システムの給与規定を見れば、誰がどれくらいの給与をもらっているか、おおよその見当はつく。
日本では、給与の総額よりも、他人の昇給額と賞与の額が知れ渡るインパクトの方が大きい。人事としては、この点に非常に気を遣う。
記事にある通り。私の言葉で語るなら、“納得性”である。
社員にとって、昇給や賞与の額は、<評価>に直結する分かりやすい指標であり、また他人と比較しやすい。
“額”で語るのではなく、「なぜ、私よりもあの人の“評価”が上なのか」という言動からもそれは明らかだ。
だから、現場で金額が明らかになって(この点は、記事と同じく若い世代が明細を見せ合うということは必ず起こっている)、自分の評価や他人の評価について、変な形で噂が広まることは避けなければいけない。
そのために必要なことが<評価のフィードバック>だ。
社員の評価に対する“納得性”を、上司との評価フィードバックで高めてことが重要である。
注目のコメント
終わりの方が分かりにくかったのでオリジナルを当たってみたら、ずっと長い記事でした。最近はコスパで倍速で見たりサマリーを読んだりするのがはやりですが、これは残念な方です。
https://www.wsj.com/articles/pay-transparency-law-california-nyc-jobs-11663795163?st=djlsymkpe1ypd4w&reflink=desktopwebshare_permalink
全く関係ないですが、カリフォルニアではファーストフードのアルバイトの最低時給が$22になりそうな勢いで、多くのチェーン店が反対工作をしているとか。大変な時代です。評価の仕方、成果を上げる組織づくりの難しさを感じます。
公平性のための透明性確保や情報開示は大切ですが、情報の”見える化”によって、人々の心理は少なからず影響を受けます。給与の開示がモチベーションアップにつながる人もいれば、そうでない人もいます。
答えがないからこそ、様々な意見が出て、様々な対応策が出ているのが現状だと思います。
ルールは、みんながより良く過ごすために作るものです。最終的に何がより良いルールなのか、効率化だけでなく、人間心理を含めた判断が必要なのだと感じます。日本でもOpenMoneyのようにCGM型で各社の給与水準を公開するサービスが出てきています。
隠そうとしても無理だということを前提に、会社側も採用広報やリテンションを図る必要があるのだと思う次第です。
https://openmoney.jp/