[26日 ロイター] - イラクのアブドルジャバル石油相は26日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど主要産油国で構成するOPECプラスは、石油価格動向を注視しており、市場の均衡を望んでいると述べた。

アブドルジャバル氏は国営テレビとのインタビューで「原油価格の急上昇や崩壊は望んでいない」と語った。

26日のニューヨーク市場で原油先物は、ドル高が圧迫要因となり、1バレル当たり2ドル下落して9カ月ぶり安値を付けた。

アブドルジャバル氏は「われわれは困難な時期に入った。世界的な要因が(原油価格の)下落につながった。最も重要な要因は低成長と高インフレだ」と指摘した。