極右政党が勝利したイタリア総選挙、イタリアの“マンマ”も短命に終わるか 積極的な財政支出を訴えるも、EUを離脱しない限り財政拡張は難しい

コメント

注目のコメント

• 土田 陽介

  三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング株式会社 副主任研究員

  ・2022年09月26日

  イタリアの総選挙結果を受けて、各紙がセンセーショナルに取り上げていますが、ＥＵの仕組みを考えると、極右が首班の政権が出来ようと、やれることは限られるというのが私の理解であり分析です。
  
  マリオ・ドラギ首相に「スーパーマリオ」を重ねたなら、次期のメローニ氏には「マンマ」を求めているといえそうです。しかし、そのマンマも、公約と現実の狭間で、結局は短期での退場を余儀なくされるのではないでしょうか。