イタリア総選挙、右派が勝利宣言 初の女性首相誕生の公算大
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イタリアの政治制度には、時の政権が基本原則から外れないように抑制する仕組みがある。大統領は、閣僚名簿を裁可し、憲法の遵守はもとより、自国がヨーロッパに行った約束に外れないよう調整する。イタリアの大統領は、良識の守護者としての役割を負っている。
注目のコメント
事前予想通りです。与党内野党が一番、政治的なポジションとしては美味しいので、反EUを唱えながらEUから蜜を吸う政治が、イタリアでまた続くことになりそうです。他方で、政争が続きますから、また短期政権となるのではないでしょうか。
以下、JBプレスさんで私見をまとめました。イタリアはマリオからマンマを求めるに変わりましたが、マンマの賞味期限も短いとみています。
○極右政党が勝利したイタリア総選挙、イタリアの“マンマ”も短命に終わるか
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71994イタリアというのはとにかく統治が難しい国で歴史的にも首相がコロコロ変わり、お騒がせロックンロール首相のベルルスコーニくらいしか名前をロクに思い出すこともできないくらいです。
現地報道やイタリア人を見ていると、イタリア人の多くが極右的な思想に染まっているというより既存政治家がどいつもこいつも頼りないし変わり映えしないので、よくわからないけどラストリゾートとしてのメローニさんに託してみようとなっている感じです。
フランスでパリなどの都心部ではマクロンさんが支持されルペンさんの名前を聞くことすらありませんが、農村部など地方へ行くとルペンさんが支持されているのと同様、イタリアも比較的裕福なミラノではドラギさん人気が高かったですが、貧しい南部ではメローニさんが人気です。
ロックなメローニさんに託してみようというイタリア国民の賭けがどう出るでしょうか。メローニ氏の極右的な思想は個人的には悪くないと考えています。自国第一主義でなければ国を守っていけないと考えます。
ただ今は時期が悪すぎます。西側諸国が団結をしてロシアを抑え込まなければなりません。国益というのは平和があってこその事柄であると理解していれば良いのですが。