全国で全数把握見直し 26日に先行9県から拡大―新型コロナ
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全体的に良い流れですが、一つだけ大事なことが。
すでに都内新規感染者は5000人を切り始め、どんどん減っています。
一万、2万と上がり続けたころは皆「さすがにヤバいかも」と思っていて、そのメンタリティが続いている人も多い。マスク着用率も、夏前は結構自主的に外している人がいたけど今は外でもマスクしている人が多い。
慣性の法則のようなものがあるので、誰かがどこかで「コロナはおわり!」に近い宣言をしないと、感染者がどんどん減ったことの報道はされず、みんなずっとコロナを気にしてマスクをし続けますよ。
注目のコメント
スタートする都道府県が思ったより少ないというのが正直な感想です。逆に言えば、その他の都道府県では必ずしも強い希望が現時点ではなかったということなのでしょうか。
感染動向を知る方法は他にも様々に考えられます。一部の医療機関における定点観測や下水道のウイルス量というのが比較的よく知られた方法ですが、その他にも例えばGoogleの検索動向なども感染流行を鋭敏に予測する(参考文献)ことが知られています。
病気のリスクの変化に応じて、その変化を受け入れながら、長期に持続可能な方法を模索する姿勢が求められます。
参考文献
https://www.nature.com/articles/s41598-021-93836-yそもそも全数把握をなんのために行っていたか、というと、感染を抑え込むためですが、現状、すでに抑えきれず把握しきれていない中で、中途半端に可能な限りの全数把握を続けるのは現場の事務負担が不必要に増えるだけで、
力を入れるべきとこには注力して、意義の乏しいことにはエフォートを割かない、とメリハリをつけないとサステイナブルではないと思うのですが、
まだ続けている自治体もあるようですが、現場が大変でないということはないと思いますし、現場の声が反映されていないのでは、、と危惧します。
そもそも自治体ごとにカウントの仕方が異なっては、数字のもつ意味合いも薄れます。
中途半端にカウントして意義の乏しい数字をだしたり、バラバラな方針になるよりは、定点観測など意味のある数字をださないと、事務労力が報われないのではと思います。「届け出対象を重症化リスクの高い人に限定。保健所や医療機関の人手が限られる中、特にケアが必要な患者に医療サービスが行き渡るようにする狙い」 (@@。
全数把握のそもそもの目的は、致死率が高いウイルスが市中にまん延しないよう、感染者を的確に炙り出して行動を追跡して隔離するためのものである筈です。「届け出対象を重症化リスクの高い人に限定」して全数報告して、それが「ケアが必要な患者に医療サービスが行き渡る」ことにどれほど効果的に働くものなのか・・・ (・・;
今年に入って後の陽性者数に対する死者の割合は僅か0.13%に過ぎず、無症状の感染者が市中にごまんといる状況です。たまたま炙り出された陽性者を全数報告しても本来の目的には役立たず、患者に医療サービスに行き渡らせるといった本来の目的外の狙いでも、さして役立つとは思えません。
普通の国の普通の感覚通り、感染しても気にしない、症状がでたら普通の病気としてどの医療機関でもしっかりケアする方向に行く方が、保健所も医療機関も混乱せずに対応が出来るでしょう、たぶん。
感染が市中にまん延し致死率が下がって本来の目的に資さない状況になった以上さっさと止めるのが本来の在り方で「届け出対象を重症化リスクの高い人に限定」といった形で一部を残すのは、何事にも果断な決断ができずなし崩し的に対応するこの国の政治の在り方を見るようで釈然としないものを感じます。かくして我が国の社会経済活動の回復は他国に後れを取って行くのです ( 一一)