【深井x瀧】資本主義の限界がきていない、これだけの理由
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注目のコメント
武井さんからの連続性にゾクっとしました。
信用=稼ぐ力→勤めている会社 / 過去の実績という構造を
打破するのが、フィンテックの要素(前回はここでブロックチェーンが紹介)
https://newspicks.com/news/7509424
上場企業に勤めていて、社会にとって意義あるもの…といいたいけど、
市場型経済が前提にあるからまずは利益をという話にモヤモヤを
感じていたのですが、相対型とのバランス次第なんだなと気がつきました。
じゃあ具体的に?というところが、非常に難しいところ…
そのヒントとして、引き続き a scopeを楽しみに拝読したいと思います。とても興味深い対談記事でした。
フィンテックは信用をとらえ直すもの、資本主義には採算の取れないビジネスの撤退判断を促す側面もある、(見返りがないものに対してお金が払われていない現実があるのであれば)寄付という格差の逆バージョンの空気を醸成するのが重要、と。
今の世の中を当たり前とせず、いかにとらえ直すかに、どれだけの機会が存在しているかを再確認させてもらいました。
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フィンテックの重要な要素の一つは、★信用をとらえ直すことです。本人の他の行動から信用を見いだそうとします。ローンとは、時間をお金で買う行為です。本来であれば30年貯金しないと買えないはずの家を、今買える。時間を飛び越えるんですね。
ROEの低い会社がどうするかというと、会社を分割してもうからない部分を売却したり、自社株買いをしたりして利回りを良くします。資本主義というと成長し続けないといけない印象を持たれがちですが、そうではなく、★採算の取れないビジネスをやめるためのものでもあるんです。
結局は人間の性善説に賭けるしかないんですが、せめてそれがあるから、アメリカは救われているところがあります。お金持ちは寄付や社会貢献をするのがかっこいいという、★格差の逆バージョンの空気を醸成するのが重要ですね。市場型経済と相対型経済という話は分かりやすくて面白いです。
市場経済の問題として語られることの多くは、市場が「神」のように世界を覆ってしまってよいのか、というポイントのような気がします。市場が選択肢の一つとして「結構有能な奴」ぐらいの位置づけにいて、人間が「使いこなすもの(コントロールするものではない)」であれば、致命的問題はないのかもしれない。